必ず、なんて言える人は、既に成就した人だよ。

努力は報われる時もある。

夢は叶う時もある。

そのくらいに思っていた方がいいんじゃないの?

 

それでも夢をかなえたいから努力するんじゃん。

あー、賢い頭が欲しい―。

神様、お願い。(究極の努力、神頼み)

 

エールカードをもらう

 

 

 

 

本日の読書:フーガはユーガ 伊坂幸太郎

 

Amazonより
『常盤優我は仙台市のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと。僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。』

フーガとユーガは双子で、誕生日の日にだけ入れ替わることができる。
事前に知っていた情報はこれだけだったので、この二人の幼い日々には胸をつかれた。
気分次第で暴力を振るう父と、見てみぬふりをする母。
そこには愛情も安らぎもない。
家ってそういうものだ、と思って育った兄弟。

作品の始まりは、テレビの制作会社の男に、たまたま映っていた二人の入れ替わりの瞬間の映像を見せられ、自分たちの半生を語るユーガ。
しかし伊坂幸太郎である。
絶対にユーガには何か目的があって自分の半生を語っているはず。

読み進むにつれて、過去に覚えのあるモヤモヤ感が湧いてくる。
これ、幸せにならないやつじゃない?
限りなくバッドエンドに近いハッピーエンドか、限りなくハッピーエンドに近いバッドエンド。
みんなが幸せになることは無いやつ。
そう、どうしても頭の中に『アヒルと鴨のコインロッカー』がよぎる。

案の定、いろんな伏線を回収して訪れたエンディングは、手放しで喜べるハッピーエンドではなく。
ううう…。

でもね、フーガは全然ユーガじゃないし、ユーガは全然フーガじゃないよ。
普通の子ども時代を送って、友だち沢山作っていたら、きっと言われたはず。
「顔は同じでも、おまえたち中身は全然違うな」って。