今日は通院のため、休暇をいただいております。(だけど夜の飲み会は参加です)

 

毎回2時間くらい待たされて、1分くらいで診察は終わる。

ちゃんと予約しているのになぜだ!?

 

でも今日はさくさく進んで、ほぼ予約時間に診察となりました。

診察って言ったって、4年前の手術の痕の確認だけなので、ほんと1分で診察は終わる。

診察後、おもむろに先生が言う。

「これでシュウシンとなります」

 

ねえねえ奥さん、「シュウシン」と言われたらどんな感じが浮かぶ?

私は「終身」を思い浮かべました。

 

え?

つまり、一生通院しろってこと?

んー、まあ、しょうがないか。

 

「今後は乳腺外科の診察のときにでも、何かあったら予約して受診して」

何かあったら受診してってことは…それが一生?

…普通じゃん。

 

ありがとうございましたと診察室を出てから思いついた。

「終診」ってことじゃない?

とりあえずこのパソコンでは変換できない言葉でしたが、次回の予約もなかったし、そういうことなんじゃないかしら。

 

手術の傷は消えないけれど、少しずつ薄れていくように健康を維持できたらいいな。

 

小さいけれど、病院のお庭。

 

 

 

 

 

本日の読書:神様のパズル 機本伸司

 

Amazonより
『「宇宙は作ることができるのか?」 究極の問題に、天才女子学生&落ちこぼれ学生のコンビが出す答えとは? 存在感ある人物像、壮大なテーマに真っ向から挑み、見事に寄り切った作品。第3回小松左京賞受賞作。』

今さらながらQuizKnockにハマり、いまなら物理もいけるかも、と思って読んでみましたが、やっぱり物理は難しいです。
ただ、どこまでが現在判明している物理でどこからがフィクションなのかはわからなかったものの、物理を極めることは自分自身を知ることという究極の物理学的テーマにはちょっと感動しました。

母親が天才児を育てたいという思いから購入した精子から生まれた天才少女穂瑞(ほみず)沙羅華(さらか)。
誰とも対等なコミュニケーションをとることができない孤高の少女を、なんとか大学に留めたい大人たち。
それから巨大加速器という実験施設の建設にかかわる諸問題の責任など、本当ならまだ高校生である年齢の少女にぶつけられる大人の面子、責任回避、悪意等々「なんで私は生まれてきたのか」を考え続ける穂瑞。

そんな彼女を心配するゼミの先生により、彼女のお世話係になんとなく任命された僕こと綿貫。
就職の内定は取れず、卒論のテーマも見つけられず、それどころか肝心の物理の単位を落としそうだし、ゼミの話にはついていけず、あろうことかひとりで田んぼの世話をしているおばあさんに代わって田植えから稲刈りまで面倒を見ることになってしまう。

主人公が落ちこぼれ学生のおかげで、難しい物理のあれこれも割とわかりやすく登場人物たちが説明してくれて助かる。
多分この物理の部分を取り除けば、普通にライトな青春小説だ。

「なんで私は生まれてきたのか」と中学生のような悩みに苦しむ穂瑞に対して、ほとんど役に立たない主人公。
なんなら物理の問題にすら、何も関与しないし理解してないし、最終的にカタルシスも得ない。
でも、そういう普通の男が彼女の周りで普通に接することも、彼女の救いになったのかもしれないな。

ひとつ彼らがかわいそうだなと思うのは、勉強すること、知らないことを知る喜びを感じていないこと。
今時大学進学は当たり前で、しょうがないから学校に通って単位を取ってはいるけれど、本当は毎日を面白おかしく過ごしたいだけ。
もったいないなあ、せっかく知る喜びを得られる環境にいるのに。

と、自分も学生時代は勉強しなかったくせにそう思う。
最後に橋詰老人が聴講生から正式に大学生になったということに、一番の感動を覚えた。