昨年度末から耐えていること。
それは、面倒な仕事を嫌がる同僚。
「好きか嫌いかじゃないんだよ。仕事なんだから、やれ」
と言いたい気持ちをずっとこらえて、新任の上司に根回し。
「怒らなくていいので、「できる?」「大丈夫?」ってしょっちゅう声かけてください」とお願いしたのが効いて、
上司の前でさすがにさぼれず、じわじわ仕事が進行中。
上司がなあなあでやろうとすると、私が厳しくしなくてはならない。
上司が厳しい目で見ていたら、私がおだてながら仕事に誘導できる。
というわけで、今はちょっと仕事がやりやすくて助かっています。
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本日の読書:江勢物語 清水義範
カバー裏より
『『江勢物語』――えーっと、これは、けして『伊勢物語』と間違えたわけではありません。
”えせ”とは、何かと申しますと……それは、読んでからのお楽しみ。
さぁ、扉を開けて下さい。どれがホントで、どれがウソなのか、貴方に真実(ほんとのこと)をみわけることができますか。
上から見ても、下から見ても、横から見ても、清水ワールド満載のまるごと一冊、福袋。古今東西のえせを集めた、文庫オリジナル短篇集。』
目次
・現代語訳「江勢(えせ)物語」
・生臭(なまぐさ)心経(しんぎょう)
・スノー・カントリー
・かくもわかりにくい日本語のキーワード
・ほんのジョーク
・タテのものを横に
・訳者あとがき
・日本の猫である
・町の顔
・我がインド
・再びのインド
小説あり、エッセイあり、旅行記ありの一冊。
一番面白かったのは、巻頭の『現代語訳「江勢物語」』。
てっきり伊勢物語のパロディかと思ったらそれだけではなく、徒然草や枕草子、土佐日記にサラダ記念日と縦横無尽に繰り広げられるパロディは、元ネタが簡単にわかるくらいの有名な文章を、なんとも奇天烈なところに着地させるというもの。
思わず噴いた箇所もいくつか。
後半の3編以外は翻訳という形で書かれた、日本語または日本文化の紹介。
翻訳というのはどこまでオリジナルを紹介できているのか。
それは翻訳者の問題だけではなく、受け入れる側の理解力とか偏見とか、同じものを読んでも受け取り方はそれぞれになってしまうだろう。
さて、一般的な日本人というのはどういう人なのか。
”つまり、うっかりすると東京に住んでいる人間は、東京だけを見て日本を語ってしまう誤りをおかしてしまうのだ。東京周辺だけを見て、今の日本はこうだと決めつける。”
これねえ、テレビ朝日が甚だしいよねえ。
7時からの番組を見たら、途中からだったってことが頻繁にある。
地方民への軽視。
日本中で大流行りっていう、東京だけのブーム。
それをどう、日本中が納得できるものに翻訳できるのか。
東京至上主義のマスコミの皆さんに、考えていただきたいと思います。

