年賀状はずっと残してある?
▼本日限定!ブログスタンプ
結構取ってあります。
昔はたくさんもらってたけど、最近はあまり増えないので、残していてもあまり場所を取りません。
友だちの子どもの写真とか、たま~に見てみたりしますね。
手書きの文字は、それだけを見ても誰が書いたものかすぐわかります。
学生時代と変わらないんだよねえ。
本日の読書:誘拐 P分署捜査班 マウリツィオ・デ・ジョバンニ
カバー裏より
『ピッツォファルコ―ネ署管内の美術館から十歳の少年が消えた。激高しやすいロマーノと気どりやアラゴーナがコンビを組んで捜査を進めるうち、事態は誘拐の様相を呈してくる。その頃ロヤコーノ警部は奇妙な空き巣事件を担当し、副所長が独自に調べる自殺案件にも新展開が。型破りな刑事たちが同時進行する事件に奔走する大人気警察小説、21世紀の<87分署>シリーズ待望の第二弾!』
大きな事件は10歳の少年の誘拐事件。
所長はロヤコーノに担当させたかったのだけれど、最初に通報を受けたロマーノとアラゴーナに任せることにする。
問題を抱えた刑事たちの中でも一番使えないと思われていたアラゴーナが、意外に勘が良くていい仕事をする。
ロマーノとディ・ナルドは空き巣事件を担当する。
家の中に貴重品はたくさんあったのに、それに手を出さずに金庫の中から何かを盗み出した空き巣。
しかし被害者は、金庫の中に価値のあるものはないと言う。
今回誘拐された少年が健気でねえ。
周りの大人たちがみんな自己中なのに、人を信じて、辛いことも我慢して、約束は守って…。
彼が熱を出した辺りから、気がせいて気がせいて、早く助け出してあげてと祈るような気持ちで読んでいた。
子どもが被害者って、ほんと嫌。
事件の真相は救いのないもの。
結果の救いのなさよりも、発端の救いのなさに愕然とする。
ネタバレになるから、これ以上書けないのが辛い。
