発熱を乗り切る

熱には強いほうなので、あんまり「乗り切ろう!」と改めては思わないのですが、ひとり暮らしのときはさすがにちょっと不安でした。

執務室に6人で毎日仕事をしていた時、そのうちの4人がインフルエンザに罹った時は、次は自分だと思い、ポカリやアイスやコンビニのカットフルーツなどの買い置きを強化しました。

案の定週末に発症して、一週間ひとりで闘病生活を送りましたが、熱には強いのでうどんやおかゆをちゃんと作って食べてました。

おやつもモリモリ食べました。

 

その時の体温。

本当は40度まで出たのですが、写真撮り忘れたことに気づいて改めて測り直したら39.9℃までしか出なかった…。

 

一日中布団の中にいて、部屋を暖かくして、マンガを読んだりお笑い動画を見たりして笑っているうちに熱は下がりました。

 

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本日の読書:モップの精と二匹のアルマジロ 近藤史恵

 

Amazonより
『最先端ファッションでオフィスの清掃人をつとめ、日常の謎も解くキリコ。彼女は越野真琴という地味な女性から、夫の友也の行動を探ってほしいと頼まれた。美形である友也の退社後には、数時間の空白があった。ところが友也が事故に遭い、3年間の記憶を喪失してしまう。その後、彼の身辺には不審な出来事が。キリコと夫の大介は、夫婦の絆をめぐる謎に迫るが…。』

シリーズ初の長篇です。
誰もが羨むイケメンと結婚した地味な女性・真琴から、夫が浮気をしているか調べてほしいと頼まれるキリコ。
あまり現実的ではない導入部だけど、キリコを動かさなくては話が進まないので、まあしょうがないか。

その後イケメン夫の友也が大介の目の前でひき逃げされ、直近三年間の記憶を失うという事態になり、キリコと大介は夫婦ごと、真琴と友也に関わっていくことになる。
が、キリコがおせっかいというかお人好しなのはシリーズ通して知ってはいたけど、最近知り合った夫婦にあそこまで頼り切る真琴がちょっと不可解だった。
だってキリコの方が年下だし、普通はもう少し遠慮すると思うんだけど。

浮気を疑ったのは、夫の帰りがいつも遅いから。
イケメンで性格が良くて高給取りの夫に対して引け目を感じていた妻は、「残業だから」という言葉を信じていたが、その会社は社員に極力残業をさせないことで有名な会社だった。
では夫はいつもどこで何を?

ところが肝心の夫が記憶喪失で、謎は最初から突き当りにぶつかってしまう。
夫が隠していた秘密は確かに重たいものだけど、結婚する前に話をするのがフェアだったのではないか。

二匹のアルマジロとは友也と真琴夫婦のこと。
互いの体温を感じることもできないくらいの厚い皮で覆われた心。
全てが明かされた後、二人はその皮を脱ぎ捨てて寄り添い合うことができるのか、それとももう手遅れなのか。
その判断は読者にゆだねられる。
私は寄り添い合うと思いました。