髙木くんが「ワインを飲む時、ソシソンを薄く切ったのをちびちび食べながらっていうのが好き」と言っていたので、昨年の11月ころから探していたのですが、札幌では売っているところを見つけることができませんでした。
あ、ソシソンっていうのは、フランスのサラミです。
 
でも、今回、札幌でも買えるソシソンを見つけました。
じゃじゃ~ん。

 
紙を開くと一瞬本物のソシソンのようにも見えます。
 
動いてないものを撮ったはずなのに、なぜピンボケ?
マシュマロやナッツが入ってます。
 
職場の人たちからチョコレートもいただきましたが、それはまた明日以降にちびちびと。
しばらくは幸せな日々。
 
 
 
 
本日の読書:ダレン・シャン 12 運命の息子 ダレン・シャン

 

Amazonより

『ダレンとスティーブがまだ人間の少年だったころ―、ふたりが遊んだ故郷で、最後の決戦が始まる。この世界はミスター・タイニーの思惑どおり、破滅に向かうしかないのか?『ダレン・シャン』の物語、おどろきの結末へ。』

バンパイア元帥であるダレンとバンパニーズ大王のスティーブが戦い、ダレンが勝ってハッピーエンド。
前巻を読むまではそう予想していたのだけど、どちらが勝っても勝者が闇の帝王となって世界が滅ぶというのなら、物語の落としどころはどこにあるのか。

ふんふん、なるほど、そう来たか。
という決着をつけたあとも、まだ本の半分をちょっと過ぎたくらい。

ダレンの行動がエバンナの心を動かし、エバンナの決意が人類の未来に希望を灯す。

善意だけではない、人の心のダークな部分や弱いところもしっかり書かれ、判断ミスには大いなるツケを払わされ、辛い部分の多かった物語だったけど、最後は明るい気持ちで本を閉じることができる。
それと、自分のできることには全力を尽くすとして、出来ない事は他人を信じて託すことの大切さ、つまり仲間を信じることなども書かれていて、ようやくこれが児童文学であることに思い至りました。

辛いし大変だし必ずしも報われるとは限らないのに、不幸ではない。
これは、未来を担う若い人たちへの、大切なメッセージなのだと思いました。