昨日の新聞のチラシで、近所の食品工場で海産物やおせちの安売りをしていることを知りました。
今まで10さんの兄弟に年末送るくらいで、自宅用にそんなの買ったことないのですが、それでなくても今年はカニがお安いというのがニュースになっていたりもするので、ちょいと行ってみました。
開店時間に着いたらもう50人以上並んでいます。
さほど広くはないお店、結局1時間並んで買い物をしてきました。
お目当てはカニ。
最初のコーナーで激安の霜降り牛肉が残りわずかになっているけれど、そんなの見向きもしない。
しかし、毛ガニにするか、タラバにするかでしばし迷う。
結局タラバの肩(足三本)を4000円で購入。(もともと安いのを更にまけてもらった)
あとは北海シマエビとかたこワサビとか、牛モツ×2とかシュウマイ各種(ほたてシュウマイと、カニシュウマイのトッピングがエビのやつ)とか、今日のお昼ご飯の海鮮丼2人前。
これがなんとジャスト一万円で、レジのお姉さんに「計算して買われたんですか?」って聞かれてしまった。
いやいや10さん、最後のシュウマイ追加グッジョブですわ。
海鮮丼は北海道物産展だったら3000円はしそうなもので、それがなんと1500円。
カニのほぐし身たっぷりの上にボタンエビ、アワビ、カニつめ、ウニ、サーモン、こぼれんばかりの(ってか蓋取ったらこぼれたけど)イクラが載っていて、写真撮りたかったんだけど家に着いたら具が偏ってたので写真なし。
並んで買い物なんて今まで絶対嫌だったのに、やってみたら結構楽しかったわ。
だけどこんな贅沢最初で最後だな。
本日の読書:オオトリ国記伝 Ⅰ 魔物の闇 リアン・ハーン
Amazonより
『時は封建時代、舞台は日本によく似た架空の国 ひとりの少年が、重い宿命をせおってこの世に生を受けた―少年の宿命とは、すなわち、復讐と殺戮 虫ひとつ殺せない心やさしい少年は、血にまみれた刺客となった。ピーターパン賞をはじめ数々の賞を受賞したサムライファンタジー。』
日本の戦国時代を模した架空の国が舞台。
隠者の村・ミノの少年トマスは、山できのこを取っている間に村が襲われ家族を喪う。
襲ったのは三邦(中国地方のような場所)のトウハン国。
トウハン国の領主イイダ・サダムは残虐な支配者で、敵に対しても領民に対しても冷酷で粗暴な態度を取り、特に隠者を弾圧していたのだ。
*隠者というのは独自の秘密の神を信仰する人々で、日本でいうところの隠れキリシタンのようなもの。
一人生き残ったトマスは追手に追われ逃げているときに、ふとしたことでイイダ・サダムの馬を驚かし、彼を落馬させてしまう。
面子を潰されたイイダは手練れの部下にトマスを追わせるが、それを助けたのが、オオトリ国の元跡取りであるオオトリ・シゲル。
彼は何者かに殺された弟タケシによく似たトマスにタケオと名付け、養子とする。
しかし、トマス=タケオにはもうひとつ、特殊な能力を持つ部族という集団の血も流れており、彼の運命は複雑にゆらぐ。
そして三邦の西部にあるセイシュウ国(いくつかの小国が集まってできた同盟国)もトウハン国に反旗を翻すための陰謀がある。
イイダ・サダムが妻にしようと画策しているマルヤマ国の女領主マルヤマ・ナオミは、人知れずオオトリ・シゲルと情を通じている。
それを知らないイイダ・サダムは小国の領主の娘・シラカワ・カエデをオオトリ・シゲルと結婚させ、外側からオオトリ国を支配しようとする。
しかし運命は、タケオとカエデを一瞬にして恋に落とし、そして…。
ってところでこの巻は終了。
次巻に続く…はずなんだけど、一巻が出版されたのが2006年。
未だに次巻が出版されない。
鳴り物入りで出版される三部作だったはずなのに、何があったんだ、主婦の友社。
どこか別のところに版権譲ってくれないかなあ。
海外で評価高いだけに、続きがとても気になります。