月曜日、初めて行った全国チェーンの回転ずしがあまりにもがっかりだったので、寿司リベンジをしたい10さん。
「そうだ、小樽行こう」
小樽築港のイオンで映画を観て、お寿司食べて帰ろう。
ところが電車に乗ってから、10さんが見たい映画がちょうどいい時間に上映していないことに気づき方針転換。
JR北海道のイベント「駅長からの挑戦状」をやろうではないか。
ってことで、小樽築港まで行かずに途中の手稲で途中下車。
改札内で挑戦状を見つけ、次なる駅をどうするか。
今から小樽に行ったら、お寿司を食べても酒は飲めない。
ちょうど岩見沢行きの普通列車が5分後に来るので、とりあえず乗ってみたけれど、10さんが「札幌で乗り換えて苫小牧に向かおう」と言う。
なぜならば他の駅でのポイントが20点なのに対し、苫小牧と東室蘭駅は40点だから。
一度札幌駅で列車を降りて、札幌駅の挑戦状の問題を解き、キオスクでおにぎりとカズチープレッツェルを購入。
軽くお昼を食べて夜のお寿司に備える作戦。
車窓にエスコンフィールドを見つけたりしながら、苫小牧に到着。
ここで挑戦状の問題を解いたら折返しで新札幌に戻って、寿司を食べるか買うかして帰るはずだったのだけど、ここで猛烈にトイレに行きたくなる二人。
トイレは改札の外にしかない(と、その時は思われた)。
自宅最寄駅から苫小牧までの乗車賃を払ってトイレに入り、札幌に戻る列車を調べたら、なんということでしょう、苫小牧から岩見沢行きの電車がすぐに発車予定です。
ここで説明。
岩見沢は札幌からだと函館本線で行くのが一般的だけど、苫小牧体からは室蘭本線が通っているのだ。
長いこと北海道民をやっていますが、苫小牧から岩見沢までの列車に乗ったことはない。
ここは珍しい体験を優先しようじゃないか。(お高い運賃を珍しい経験で回収)
ついでに駅長からの挑戦も受けて立とうじゃないの!
昔は岩見沢でもばんえい競馬をやっていたなごりの像。
その後ろが、私たちが苫小牧から乗ってきた1両編成の列車。
ワンマンカーの車内はこんな感じ。
ってことで、6時間ほどごっとんごっとん列車に揺られてきました。
岩見沢から苫小牧に行き先を変更したのに、結局岩見沢に行くことになってしまう運命のわしら。
念入りに時刻表を見て計画を立てればなんてことのない道行ですが、無計画の計画はだから面白い。
ちなみに、苫小牧駅で時間待ちしていた列車にはどれもトイレがついていました。
だからわざわざ運賃払って改札を出る必要はなかったんですよ。
でも、もし苫小牧で折り返したら、あっさりミッションクリアして終わっただろうなあ。
楽しい失敗は楽しい思い出に繋がるから、失敗を恐れすぎる必要はないと思うのです。

