今日は札幌の平野部でも雪が降るという話でしたが、私の周囲には降りませんでしたねえ。
まだ晩秋。
明日はJRのヘルシーウォーキングですが、図書館あと1冊読まないとならない本があるので、歩いている場合じゃなくなりました。
なんで読書が進まないのかなあと思っていましたが、10さんの観察によると昼寝しているからではないか、と。
明日は頑張ろ。
中居くん、少しゆっくり休んで欲しいですね。
自分のために休むことができない人ですから、強制的にでも休んで欲しかったです。
で、元気に復帰して欲しい。
待ってるね。
本日の読書:ツナグ 想い人の心得 辻村深月
Amazomより
『顔も知らない父親に、事故死した幼い娘に、片思いしていたあの人に、もしも会えるなら。一生に一度だけの死者との再会を叶える使者「ツナグ」。長年に亘って務めを果たした最愛の祖母から歩美は使者としての役目を引き継いだ。7年経ち、会社員として働きながら依頼を受ける彼の元に、亡き人との面会を望む人々が訪れる。依頼者たちは、誰にも言えぬ想いを胸に秘めていて―。』目次
・プロポーズの心得
・歴史研究の心得
・母の心得
・一人娘の心得
・想い人の心得
最初の作品は、幼い頃に別れて顔も覚えていない父親に会う青年の話なのだけど、タイトルが『プロポーズの心得』。
しかも使者は小学生の女の子?
え?
代替わりしたの?
でも読めばちゃんと、タイトルの意味も使者が小学生の訳も分かる。
必要性はちゃんとある。
そういうところ、上手いよねえ。
亡くなった人に一回だけ、一晩だけ会うことができる。
この設定で涙腺弱い人は泣けるのだろうけれど、こう設定では逆に泣きたくない傾向のわたしがやっぱり泣いてしまったのは、『母の心得』
子どもに先立たれるのは、たとえフィクションであっても辛いよなあ。
子どもの性格の、行動の、嗜好の、全ての原因を自分にあると思いがちな母親という存在。
”原因が自分にあると思いたいのかもね。(中略)そう思うことで、自分の子どもにいつまでも子どもでいてほしいんだよ”
うーん、わかるなあ。
さて、おもちゃメーカーのサラリーマンとして働きながら、使者としての職務を果たす歩美。
それは歩の成長物語という側面も持っていて、果してそれが『ツナグ』という作品に必要なのだろうかと危惧しながら読んでいたのだけれど、次作ではまたひとつステージが進むのかな?
今もまだ『yom yom』に掲載されているのか、この雑誌を読まなくなって久しいのでわからないけれど、家族を持った歩美がどのような使者になるのかも、一つの楽しみになってきた。
それから、文庫本の表紙も良いけれど、単行本の表紙がとてもいい。
ちゃんとこの作品の顔となった表紙だと思う。
