やってしまいました。

警察から呼び出しが!

 

仕事を終えて急いで警察に向かいます。

警察の受付に向かう。

「すみません!落し物係に行きたいのですが!」

 

落し物が警察に届けられたので、取りに行く。

それはいいのです。

でもね、「落とされたものは何ですか?」って聞かれて「…美容院のポイントカードです」ってめっちゃ恥ずかしかったわ。

落し物係の人もうっすら笑いながら、「これですね。ちゃんとしまってから、こちらの書類に記入をしてください」

 

落としたのは先週の土曜日だと思うのよ。

いつもはちゃんと財布のポケットにしまうのだけど、その時はちょっと急いでいたから雑にバッグに突っ込んだのね。

で、家について鍵を出すまでそれはバッグに入っていたはず。

ファスナー閉めたから、それは確実。

 

で、何で一週間もたってから警察に届くのよ。

落としたことに薄々気が付いていましたが、正直ポイントカードなんて誰に使われてもしょうがないなあと諦めていましたよ。

なんで警察に届けるかなあ。

ニッポンっていい国だ。

 

しかし私はマイナンバーカードを持つ資格はないと改めて思いました。

 

 

今晩の月。

 

 

 

 

本日の読書:13・67 上 陳浩基

 

カバー裏より

『香港警察の「名探偵」と呼ばれた伝説の刑事クワン。2013年、末期がんで余命僅かな彼のもとに、難事件の捜査で行き詰まったかつての部下であるローがやってくる。クワンが最後の力を振り絞り提案した前代未聞の捜査方法とは――。戦後香港の現代史と一人の警察官人生を重ねながら、権力者と民衆の相克を描く華文ミステリーの傑作。』

 

目次

・黒と白のあいだの真実(2013)

・任侠のジレンマ(2003)

・クワンの一番長い日(1997)

 

なんと楽しい読書だったでしょう。

本来なら読後感が悪いはずなんですが、すごく楽しく読めました。

 

タイトルの『13・67』というのは2013年から1967年に遡るタイプのクワンという一人の警察官の年代記という意味です。

2013年…これはクワンが余命僅かという状態で病院のベッドに横たわりながら行った、彼の最後の事件となります。

しかしこの捜査方法!

日本なら絶対にアウトです!…って香港でもアウトのようです。

だから『黒と白の間の真実』というタイトルがついているのですね。

 

2013年、香港は中国に返還され、社会は落ち着きを取り戻しつつありましたが、中国の悪い影響も受けていました。

”「手抜きは努力に勝る」そんなフレーズがたびたび、警部たるローの耳にまで入ってくるようになった。つまり「やればやるほど、叩かれる。何もしなければ、損はない」”

警察官だけではないのだろうけれど、そのような社会で、主人公・クワンのかつての部下ローは、事件を解決するためにあり得ない方法をとる。

 

”一般市民が白い社会で安心して生きられるように、クワンは白と黒の境界線をずっと歩んできた。”

いや、明らかに黒寄りだと思うが…。

でも、その信念はしっかりとローに受け継がれる。

”なぜなら彼は知っていたから――正義とは言葉でなく、行動なのだと。”

 

散々書いているように、明らかに黒寄りの捜査をするクワンを主人公にしたこの作品はノワール小説と言えるかもしれない。

いや、もっと単純に警察小説と言ってもいい。

しかし、犯人を推理できるヒントはすべてフェアに記載されているので、本格推理小説と言うこともできる。

何がどうだっていいじゃない。

読んでみ?

面白いから。