Hey!Say!JUMPのDVDをお貸ししていた同僚から、星野源のDVDを借りました。

「Hey!Say!JUMPみんな歌うまいし、みんなイケメンだし、ライブに行ったら私誰を見たらいいんだろう」なんて嬉しい事を言ってくれたので、私も布教されねばなりません。

 

しかし、何よりも一人で2時間以上もドームでライブをするその体力に圧倒される。

最後まで走り回っておられましたよ。

歌うだけでも体力使うと思うのですが、踊るし走るし。

いや、感服いたしました。

 

が、そのあとに『THE MUSIC DAY』や『いただきハイジャンプ』を観て、やっぱり髙木くんがいいなあとしみじみ。

Hey!Say!JUMPのライブに行きたいよぉ。

今年の目標はとりあえずそれだ。

 

全然布教されとらんな。

すまぬ。

 

 

 

本日の読書:堪忍箱 宮部みゆき

 

カバー裏より
『蓋を開けたら最後、この近江屋に災いが降りかかる……。決して中を見てはいけないというその黒い文箱には、喪の花・木蓮の細工が施してあった――。物言わぬ箱が、次第に人々の心をざわめかせ、呑み込んでいく表題作。なさぬ仲の親と子が互いに秘密を抱えながらも、寄り添い、いたわり合う「お墓の下まで」。名もなき人たちの日常にひそむ一瞬の闇。人生の苦さが沁みる時代小説八篇。』

目次
・堪忍箱
・かどわかし
・敵持ち
・十六夜髑髏
・お墓の下まで
・謀りごと
・てんびんばかり
・砂村新田

どれもあまりすっきり爽快とはいかない話ばかり。
『てんびんばかり』は、姉妹のように仲良く育った二人が、いつしか大きく環境が変わってしまい、淋しいような妬ましいような気持を味わうお吉の気持が、切ないよねえ。
「良かったね」っていう気持ちはもちろんあるんだけど、自分だけ幸せになるの?って思ってしまう。
そんな自分が嫌で…ってグルグルする気持ち、わかるわ。

『砂村新田』は、幼いのに家族を食べさせていくために通いの奉公に出たお春の話かと思いきや、大人の話でしたねえ。
お春の母親は市太郎の気持を知らなかったのかなあ。
自分の思いを一生口にすまいと決めた市太郎の心根が、切ないよねえ。

乳母に会いに行きたくて、でも手ぶらで行くわけにいかないと、自分をかどわかして両親からお金を取ってくれという大店のお坊ちゃん。
その気持ちを悪用されて大事になってしまったけれど、母上と支え支えられて生きていくのではないかという『かどわかし』もいいし、落語のように笑える『謀りごと』も好きです。