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「いつも事前準備に大忙し。みんなに楽しい日々があるのはそのおかげ」

うん、確かにね。

自覚あるわ。

 

職場でレクの担当だったとき、意見は出ないが文句は出るような状況で、なるべく今までやったことのないようなものを沢山リサーチして、提案して、準備して、当日も走り回って…。

本当に大変だった。

だから家族に宣言しました。

「職場でレク担当してるので、家でまでレク担当はしたくありません」

 

そういうわけで、我が家のレクは、基本的に10さんが企画運営しています。

 

ま、楽しい日々はさておいて、仕事の事前準備は結構しっかりやる方です。

その分、プライベートはノープランで行き当たりばったり。

あたふたワタワタしても、最終的に楽しければよし。( ̄ー ̄)

 

 

 

 

本日の読書:なぞとき 〈捕物〉時代小説傑作選 細谷正充 編

 

 

カバー裏より
『棒手振り魚屋に、鰹を千両で買いたいという奇妙な申し出があり……(「鰹千両」)、幕府直轄の御薬園で働く真葛は、薬種屋から消えた女中の行方を探ってほしいと頼まれるが……(「人待ちの冬」)、商家の妾が主夫婦の息子を柏餅で毒殺した疑いをかけられるが、料理人の季蔵は独自の捜査を進め……(「五月菓子」)など、”捕物”を題材とした時代小説ミステリー。話題の女性作家陣の作品が一冊で楽しめるアンソロジー。』

目次
・五月菓子 和田はつ子
・煙(けむ)に巻く 梶よう子
・六花(りっか)の涼 浮穴みみ
・人待ちの冬 澤田瞳子
・うき世小町 中島要
・鰹(かつお)千両 宮部みゆき

最近時代小説のアンソロジーが増えているような気がします。
若い人も楽しく読めるような作品も多いので、時代小説への導入としての役割もあるのでしょう。
シリーズ物からの収録が多いので、気に入ったらそこから時代小説の世界へお入りくださいというシステム。
私としては、これ以上興味の幅は広げたくないのですが、なんせ「なぞとき」です。
これには滅法弱いのです。

既読は宮部みゆきの「鰹千両」のみ。
これは、大店の手代が棒手振りに「鰹を1匹千両で買う」と言った、その真意を探る話なのだけど、最後の、いかにも江戸っ子な親分の啖呵が気持ちいい。

初読みは浮穴みみと中島要。
美人コンテストを題材に、美しくない心の内面を掘り下げて、実に読後感がよろしくない中島要の「うき世小町」。
ただしシリーズとしては、主人公の成長を描いた明るくユーモラスなものらしいです。

そして、浮穴みみの「六花の涼」。
これはよかった。
六花の意味は知っていたので、逆に何でこんなタイトルなんだろうと不思議だったけれど、最後まで読むと「六花」も「涼」も納得で、もはやこのタイトル以外は考えられない。
兎一郎の健気さに、目うるうるで読みました。
シリーズの主人公はお茶漬け屋の女将で、こらしめ屋のお蝶さん。
うー、気になるではないか。