昨日はポケモンジェットで東京に行きました。

 
だけど出発が30分も遅れて…最近いつもスカイマーク利用だったので(スカイマークはほぼ定時出発。準備が整えば予定より早く出発)、30分も遅れるなんて!と思ったけど、これが普通だったのかなあ。
普段はそれほど困らないんだけど、蒲田で娘と待ち合わせしていたのでちょっと困りました。
 
京急蒲田で待ち合わせて、用事をすませてJR蒲田から娘の家に向かいました。
とにかく帰宅ラッシュに巻き込まれないように急いだのですが、帰宅ラッシュじゃなくても品川で乗り換えた電車は結構な混み具合。
飛行機が30分も遅れなかったら、もう少し空いてたかもと思っちゃうよね。
 
さて、昨日からいつでもJUMPに繋がらなくて…というか、ファンクラブサイトに繋がらなくて…というか、繋がっているはずなんだけどポータルから先に進まなくて、娘に見てもらっても原因がわからなくて、「サーバーが混んでるんじゃない?」と言われて泣く泣く放置。
けれど今朝になっても繋がらない。
Twitterで「繋がらない~」なんて声は上がっていないどころか、「デイリーの髙木くん、かわいいラブラブ」なんて声を見て、追いつめられた私はあんなことしたりこんなことしたりした結果、ようやくいつでもJUMPと繋がることができました。
 
デイリーの髙木くん、かわいいラブラブ
32ちゃいのお誕生日おめでとーお祝いケーキ
 
今日は髙木くんの舞台を観に行くぞー。
新宿から京王新線に乗れる自信がないので、5年ほど前仕事でしょっちゅう行っていた九段下から都営地下鉄経由で初台に向かいます。
 
それにしても、部屋が寒い。
勝手に娘の服を借りて寒さ対策しています。
 
 
 
本日の読書:ぶたぶた 矢崎存美

 

カバー裏より

『街なかをピンク色をしたぶたのぬいぐるみが歩き、喋り、食事をしている。おまけに仕事は優秀。彼の名前は、山崎ぶたぶた。そう、彼は生きているのです。あるときは家政夫、またある時はフランス料理の料理人、そしてタクシーの運転手の時も。そんな彼と触れ合ったことで、戸惑いながらも、変化する人たちの姿を描く、ハート・ウォーミング・ノベル。大人気《ぶたぶた》シリーズの原点、登場!!』

 

目次

・初恋

・最高の贈りもの

・しらふの客

・ストレンジ ガーデン

・銀色のプール

・追う者、追われるもの

・殺(や)られ屋

・ただいま

・桜色を探しに

 

くう~、やっちまった。

最近は謙虚に、シリーズ物だからと言ってぜんぶを読破しなくてもいいぞ、とハードルを下げているにもかかわらず、なかなか途中離脱ができないでいるのに。

 

これが人気のシリーズ物だということは知っていたさ。

でも、世間で人気でも私には今ひとつというシリーズ物も結構あったわけで、「ふんふん、面白かったけど、これ一冊でいいや」と終るんじゃないかと思いながら手に取ったら、めっちゃいいやん「ぶたぶた」。

シリーズ何冊あるんだろう。

ちょっと調べたら35冊くらい?

手を出すべきか、出さざるべきか、それが問題だ。

 

まず、主人公の山崎ぶたぶたさんは、ぶたのぬいぐるみである。

着ぐるみではなく、ぬいぐるみ。

サイズはバレーボールくらい。(ちょっと小さすぎないか?)

軽いので風にあおられたり、犬やカラスに連れ去られたりすることもある。

でも、大丈夫。

怪我をしても縫えば直る。

ぬいぐるみだからね。

だけど、喋るし、動くし、飲み食いするし、酔っ払うし、仕事もするし(たいていは優秀)、時には妻子もいる。

 

だから何が面白いのかと言うと、難しい。

ぶたのぬいぐるみだからこその動きのコミカルさがわかりやすい面白さだけど、それだけならシリーズを続けて読みたいとは思わなかった。

でも読後感がしみじみとよろしい。

特に最後の『桜色を探しに』は、この本のトリとして絶品。

 

ぶたぶたさんの生真面目で毅然としたところが、見た目の柔らかさと相まって、素直に心に届く。

『最高の贈りもの』の中で美恵のお父さんが言った「パパの職場には、とてもいい友だちがいるんだよ」が、一番しっくりくるかな。

ぶたぶたさんは、とてもいい友だち。

友だちの活躍する話ならば、そりゃあ読まねばなりますまい。