今日は一日休んじゃいました。

熱は昨日ほど高くはなりませんでしたが、頭痛、めまい、倦怠感、そして中途半端な発熱。

高熱以下微熱以上というところです。

 

いちおう早朝に家のパソコンから職場のサーバに入って、仕事のたまり具合を確認して、休んでも大丈夫そうだなあと思ったので、安静を優先。

だって金曜日には元気に東京に行かなければなりませんからね。←仕事よりそっちか!←当然だ

 

いつも通り食欲に問題はありませんが、汗をかけないので自力で熱を下げることができません。

ゆっくりゆっくり熱が下がっていったと思ったら、夕方からまた上がってきたので、晩ご飯後、解熱剤を飲みました。

 

今回の接種は10さんが3回打って、3回とも副反応がなく、私も打ってから10数時間は副反応がなかったので、「ワクチンじゃなくて、水を打ってるんじゃないだろうね。きしし」などと軽口をたたいたのがいけなかったのかもしれません。(とは思っていませんが)

ま、これで抗体ができつつあるのだろうことがわかってよかったね、ということにしておきます。

 

明日は頑張って仕事して、金曜日は髙木くん娘の待つ東京へ行ってきます。

 

そうそう、今日『ミラクル9』を見ていたら、クラッ活とレモラのCMを見ました。

Hey!Say!JUMPファンのみなさん、この番組は要チェックですぞ。

クラッ活なんて、伊野尾くんと髙木くんのパートから始まったので、大絶叫でした。(ね、熱が…)

 

 

 

 

 

 

 

本日の読書:三国志 第三巻 宮城谷昌光

 

カバー裏より

『霊帝が崩御すると、宮中で宦官の大殺戮が起きた。この混乱に乗じて力を得た董卓(とうたく)は独裁者となり、皇帝を長安へ移し、洛陽の都を焼き払う。各地の叛乱は中央を離れた独自の勢力となりつつあったが、強大な董卓軍に最初に戦いを挑んだ曹操は惨敗し、次に戦った孫堅が大勝した。劉備は北方の公孫瓚(こうそんさん)の元で、黄巾軍に初めて快勝する。』

 

ようやく、知っている三国志の時代に入ってきました。

皇帝を私物化した董卓はもちろん大悪党だと思いますが、董卓が出てくる以前から、皇帝も皇后も皇太子も権力争いのための旗印にすぎず、倫理観の欠如している人たちにとっては、国を動かしてうまい汁を吸うための人質にすぎなかったのが、霊帝の何代か前からの実態なのでした。

もう、霊帝の無能さと言ったら、朱理に「上に立つ者が無能なのは、それだけで罪だ!」と怒鳴って欲しいくらい。

*どっかのネットまんがで『BASARA』がミステリ・サスペンスに分類されていたけど、『ミステリと言う勿れ』に引っ張られた?

 その割に『7SEEDS』は冒険ものでした。

 

曹操は、見る人が見たら「この人が次の世をつくりあげる人だ」と思うほど、なんらかのオーラを出していたようですが、董卓の目に留まって出世してしまって、万が一気まぐれで処刑されたら大変だ、と、さっさと中央から官を辞して逃げ出してしまいます。

そういう目端の利くところが、曹操の曹操たる所以と思います。

が、ちびで貧相な体つきだったので、見ない人が見ると、「け…」って感じでもあったようです。

そういう人には、ナポレオンを見ろ、と言って差し上げたい。

 

反董卓軍が袁紹のもとに集まりますが、誰も動き出そうとはしない。

一番に動いて貧乏くじを引きたくないからだ。

曹操はあえてえりすぐりの少人数で参集したものの、動かない軍勢にうんざりして、少人数で董卓に向かい、惨敗します。

しかし、この戦いの中で、戦を指揮するということを体幹としてつかんだ曹操は、次回を期して戦場を去ります。

 

袁術のもとから戦いを挑んだのは孫堅で、こちらは大勝します。

が、孫堅は袁術に、何か胡散臭いものを感じ始めます。

 

この袁紹・袁術というふたりの袁氏が一応のリーダーなのですが仲が悪く、袁紹は決断力に欠けるし、袁術は目先の利益にこすっからい。

そんなわけで、この二人が二人とも、そのために大きなチャンスを逃します。

歴史は一応彼らにも天下取りのチャンスを与えたのです。

それをつかめるかつかめないかで、大きく歴史は変わっていくのですが。

 

劉備は相変わらずガラの悪い男達(関羽と張飛)を従えてふらふらしていますが、公孫瓚に拾われて黄巾軍とたたかい快勝します。

それより大事なことは、ここで趙雲と出会ったこと。

 

”劉備に仕えるむずかしさは、劉備の左右にいる関羽と張飛の存在が大きすぎて、腹を割って話をすることができぬことである。劉備はまるで旨い酒を売っているのに猛犬がいるため客が寄りつかぬ店のようなものである。それでは関羽と張飛より能力においてまさる者は劉備に仕えようとしないであろう。すると能力の低い者しか劉備のもとに集まらないことになる。”

なるほどね。