今日の札幌は4月の陽気ということだったので、窓を開けて家の中に風を入れましたよ。
めっちゃ、寒っ!
そうだった。4月の札幌はまだ寒いのだった。
それでも15分ほど頑張って家中の窓を開けました。
2月の朝だというのに窓が凍ってなかったことに、やっぱり春を感じてしまうのでした。
春認定レベル、低っ。
今日、10さんはコンサドーレのホーム開幕戦のためお昼から夜まで不在です。
ってことは、私一人の自由時間です!
わ~い、わ~い!
シーズン中はこういう時間が増えるから好きさ。
早速、以前から気になっていた近所のお店で明日の朝用のスコーンを買い、業務用スーパーで安い食材をしこたま買い、ついでに去年の秋に開店したのにまだ行ってなかったファミマを覗いて帰ってきました。
『テクテクライフ』はぼちぼち。
『ピクミンブルーム』は結構苗を拾ってきたけど、最近はダブりばかりでちょっとつまらん。
歩数的には6000歩ほどでしたが、雪解けのびちゃびちゃ、日陰のつるつる、除雪あとのざすざすな道を、雪解けレベルに応じて高低差の激しい道を歩いたので、結構足がしんどいことに。
家に帰ってガンガン音楽をかけながら、自分一人のためのご飯を作り、これから晩酌です。
うほほ。
今日は幸せだ~。
本日の読書:かがみの孤城 辻村深月
Amazonより
『どこにも行けず部屋に閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然、鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先の世界には、似た境遇の7人が集められていた。9時から17時まで。時間厳守のその城で、胸に秘めた願いを叶えるため、7人は隠された鍵を探す―』
本屋大賞受賞作ということ以外、前知識を持たずに読んだのですが、「なんか、ポプラ社っぽい文体だなあ」と思ったら、これポプラ社から出版された本だったのですね。
主人公たちが中学生だから、というわけではなく、文体がどことなく昔読んだポプラ社の童話を思わせるものだったので、それを意識して書いたのだとしたら、さすがです。
ポプラ社=子供向けの本の出版社という先入観で読むと、痛い目に遭います。
主人公の安西こころは中一だけど、5月現在学校に行っていない。行けていない。
ある日部屋の鏡が光って、鏡の中に吸い込まれると、そこはお城の中だった。
という、ある意味子供だましのような設定ですが、真っ当な子どもは子供だましには騙されないのです。
お城にいる”オオカミさま”から鍵と”願いの部屋”を見つけるよう指示されたこころ達7人の中学生。
期間は3月30日まで。
城に入れるのは朝9時から夕方5時まで。
彼らはそれぞれの理由から中学校に行けていないが、お城の中では少しずつ他人に心を開くことを覚えていく。
こころが学校に行けなくなった理由は、クラスの女子の執拗な嫌がらせによるもの。
しかしこころはそれをいじめとは認めない。いじめられているわけじゃない。そんな人間関係すら、彼女たちとの間には、ない。
だけど、辛い。
当たり前だよ。
「マジ、死ね」なんて言われて辛くないわけがない。
小学校までは楽しく学校に行けていたのに、どうして中学校でこんなつらい思いをしなければならないのか。
担任の先生は、心の気持を汲んではくれない。
だけどこころの両親と、『心の教室』の喜多嶋先生がこころを支えてくれる。
そして城のみんなも。
辛い思いをしている子どもたちにとってこの本が城であり、喜多嶋先生になればいい。
「大丈夫だよ。大人になって」って言ってくれる存在が、どこかにあるだけで強くなれる。
現実はすぐには変わらないかもしれないけれど、変えていくことはきっとできる。
だからこの本を、図書館のヤングアダルトのコーナーにおいてほしい。
難しい本じゃないんだよ。
だけど、子供だましの本でもないんだから。
