今日、午後からお休みをもらって、ようやく行ってきました。
『富野由悠季の世界』展。
 
本当は昨年中に行きたかったのだけど、母の入院、私の手術、母の退院とバタバタしているうちにもう終盤じゃありませんか。
焦ったわー。
去年使いすぎて、休暇もあまりないのだけど、これは私の人生に必要な展覧会なのでしょうがない。

 
「相当数の展示品がありますので、遅くても閉館時間の1時間前にはお越しください」は嘘じゃなかった。
ガンダムとイデオンとザンボット3以外は駆け足で見てまわったけれど、美術館のロビーに出たら窓の外が暗い!
2時間半があっという間でした。
 
私の中でファーストガンダムが別格過ぎて、他のガンダムはあまり興味なかったのだけど、やっぱりZガンダムとZZガンダム、∀ガンダムくらいは見たくなりました。
それを踏まえてもう一度「逆襲のシャア」も。
 
それからザブングル、ダンバイン、エルガイムにバイストン・ウェルのシリーズも。
ザンボット3やダイターン3だって見たい。
ああ、アニメってなんて素晴らしいんだろう!←鬼滅も見てないくせによく言うよ
 
それとイデオン。
これは毎週友だちの家で見てました。
が、最後ぜんぜんわからなかった。
今日、会場のモニターで最後のシーンを上映していたけど、やっぱりわからなかった。
人が制御をすることのできない力で戦うということは、自分にもその力が降りかかってきてしまうかもしれないということ。
そして、人は間違うのね、何度でも。
だけどその先は、希望があるのね。
地球人もバッフ・クランも滅亡したけど、絶望ではないということでいいのね。
自信ないけど。
 
富野さんは子ども向けの番組だからって子どもに媚びない。
子どもにわかるようにも描かない。
だからずっと心のどこかにひっかかっていて、何かの折に「そういうことか?」って気づくと、とても嬉しい。
まだひっかかったままの小さな破片がいくつも私の中にあるので、退職したら一人で富野由悠季祭りでも開催しようか。
 
 
 
本日の読書:キャリアデザイン入門 Ⅰ 基礎力編 大久保幸夫

 

 

Amazonより 

『仕事を楽しみながら成長し、高い成果をあげるためのキャリアプランの描き方を解説します。最新の情勢を盛り込み、若年世代のキャリア開発についての説明を充実させて新版化しました。前編にあたる本書では、キャリアデザインの基本的な知識を紹介するとともに、どの業種の仕事でも必要になる基礎的な能力をいつまでに、どのように身につけていくか具体的に説明します。就職してからどのように能力を身につけていくか知りたい人や、新入・若手社員の力を伸ばす立場の人におすすめです。』

 

若い頃にこういう本を読んで、意識高く仕事をしていたら出世したんでしょうか。

いや、読むだけではだめだね。

実践しないと。

でも、著者は、出世を目指すことがキャリアデザインではないのだと言います。

 

”キャリアとは人生そのものである。人生の仕事的側面がキャリアである。他人がどう見るかは関係ない。さまざまな職業の経歴を振り返ったときに、自分が費やしてきた時間をきらきらと光るものとして受け入れることができるかどうか。仕事をしている時間を幸福な時間として実感することができていたかどうか。それこそがキャリアの成功である。”

 

きらきら光るものとして受け入れるのはちょっと無理があるけれど、酒飲んで愚痴ってばかりいるようなことはないので、そういった意味では成功か。

これをやりたい!という強い思いで仕事をしているわけではないけれど、与えられた仕事はなるはやで処理してミス少な目でできていると思っています。

そのための工夫もしています。

誰にでもできるつまらん仕事ですが、結構楽しく前向きにやっています。

じゃ、成功ってことで。

 

”「選択する」ということ。「意思決定する」ということ。この経験はとても重要だ。決断の経験がないと、いつまでたっても、時には中高年になっても決断できるようにはならない。”

身近に該当者あり。納得。

 

”基礎力は対人能力――「親和力」「協働力」「統率力」、対自己能力――「感情制御力」「自信創出力」「行動持続力」、対課題能力――「課題発見力」「計画立案力」「実践力」を中心として、処理力・思考力を加えたものである。”

いろいろと苦手分野が…。

 

”仕事をしていてストレスを感じない人はいない。ごくまれに「全くストレスを感じない」という人に出会うが、そういう人はまわりに多大なストレスを与えている人である。”

思わず吹き出してしまったけれど、前の課長がまさにそういう人だったなあ…。