Amazonより
『仕事を楽しみながら成長し、高い成果をあげるためのキャリアプランの描き方を解説します。最新の情勢を盛り込み、若年世代のキャリア開発についての説明を充実させて新版化しました。前編にあたる本書では、キャリアデザインの基本的な知識を紹介するとともに、どの業種の仕事でも必要になる基礎的な能力をいつまでに、どのように身につけていくか具体的に説明します。就職してからどのように能力を身につけていくか知りたい人や、新入・若手社員の力を伸ばす立場の人におすすめです。』
若い頃にこういう本を読んで、意識高く仕事をしていたら出世したんでしょうか。
いや、読むだけではだめだね。
実践しないと。
でも、著者は、出世を目指すことがキャリアデザインではないのだと言います。
”キャリアとは人生そのものである。人生の仕事的側面がキャリアである。他人がどう見るかは関係ない。さまざまな職業の経歴を振り返ったときに、自分が費やしてきた時間をきらきらと光るものとして受け入れることができるかどうか。仕事をしている時間を幸福な時間として実感することができていたかどうか。それこそがキャリアの成功である。”
きらきら光るものとして受け入れるのはちょっと無理があるけれど、酒飲んで愚痴ってばかりいるようなことはないので、そういった意味では成功か。
これをやりたい!という強い思いで仕事をしているわけではないけれど、与えられた仕事はなるはやで処理してミス少な目でできていると思っています。
そのための工夫もしています。
誰にでもできるつまらん仕事ですが、結構楽しく前向きにやっています。
じゃ、成功ってことで。
”「選択する」ということ。「意思決定する」ということ。この経験はとても重要だ。決断の経験がないと、いつまでたっても、時には中高年になっても決断できるようにはならない。”
身近に該当者あり。納得。
”基礎力は対人能力――「親和力」「協働力」「統率力」、対自己能力――「感情制御力」「自信創出力」「行動持続力」、対課題能力――「課題発見力」「計画立案力」「実践力」を中心として、処理力・思考力を加えたものである。”
いろいろと苦手分野が…。
”仕事をしていてストレスを感じない人はいない。ごくまれに「全くストレスを感じない」という人に出会うが、そういう人はまわりに多大なストレスを与えている人である。”
思わず吹き出してしまったけれど、前の課長がまさにそういう人だったなあ…。
