今日はマンションの集中暖房システムの点検のため暖房が入りませんでした。
予定では9時から5時まで。
 
いつもだったら平日は職場にいるので関係ないのです。
土日だったら布団をかぶって過ごすか、どこかに出かければいいのだから問題なし。
ところが今日はテレワークなので、職場にはいかないが、布団をかぶっている場合でもないという最悪の状況。
でもって本日の札幌はこう↓

 

上部に映っているのは高架の線路。

下部は道路。
早朝の写真なので、全然雪が融けていません。
 
結果としては、日中は上天気でしたのでそれほど寒くはありませんでした。
終了時間も予定より早くて4時前には終わったようなので、なんとか綿入れともこもこ靴下で乗り切ることができました。
どうしても寒くて無理なら、リビングにパソコンを持ち込んでエアコン入れることも考えたのですが、道産子はエアコンで暖を取ることに違和感があるのじゃ。
というわけで、エアコンの出番なし。
めでたしめでたし…ってなんで12月に暖房の検査するんだよっ!
10月くらいにやれんのかっ!ムキー
 
 
本日の読書:100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集 福井県立図書館

 

 

Amazonより

『本の正確なタイトルは、なかなか覚えづらいもの。そしてうっかり間違って覚えたタイトルを文字通りに想像してみたら、とんでもなくシュールでおもしろすぎる事態になっていることもしばしば。そんな図書館利用者さんの「覚え違いタイトル」の実例を集め、HPで公開しているのが、福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」。本書は、そのなかから秀逸な「覚え違いタイトル」を厳選し、「覚え違い」を文字通りに表したイラストを添付。そしてページをめくれば「正しい書誌情報」と「司書さんによるレファレンス」が現れて……という仕掛けになっています。読者のみなさんはきっと、利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力に驚嘆することになるでしょう。クイズ感覚でも楽しめる、公共図書館が贈る空前絶後のエンターテイメント、ぜひご堪能ください!』

 

面白かった~。

有名な本の場合はたいてい私にも正解がわかりましたが、『紙つくれ』って本ある?て聞かれて『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』は出てこないなあ。

この本の存在は知っていたけれど。

 

『下町のロボット』「先生が好きな等式」『蚊にピアス』『ゴリラ爺さん』「トコトコ公太郎』『中村屋の坊主』『お尋ね者は図書館まで』…惜しい。そしてパンチが効いてる。笑

『おい桐島、おまえ部活やめるのか?』←『桐島、部活やめるってよ』(正解)噂の伝達を見てるみたい

『普通のまま発狂したい』←『平熱のまま、この世界に熱狂したい』(正解)

『なぜジープで来た』←『まさかジープで来るとは』(正解)ちょっと言葉が強めになってる…

ねじ曲がったクロマニョンみたいな名前の村上春樹の本←『ねじまき鳥クロニクル』(正解)伝わるけれど…

フォカッチャの『バカロマン』←ボッカッチョの『デカメロン』

『ドクタードリンク宇宙へgo』←『ドリトル先生月へゆく』(正解)変換のクセがすごい

『家康家を建てる』←『家康、江戸を建てる』(正解)スケールダウンしたな

『そのへんの石』←『路傍の石』(正解)ありがたみ激減

 

村上春樹『とんでもなくクリスタル』←村上龍『限りなく透明に近いブルー』を案内したそうですが、私だったら田中康夫の『なんとなく、クリスタル』を紹介したかも。

『からすのどろぼうやさん』←『どろぼうがっこう』だったようですが、『からすのパンやさん』も同じかこさとし作の絵本でありますし、うちの子どもたちは両方大好きでした。

『ハーメルンの音楽隊』←『ハーメルンのふえふき』のようですが、『ブレーメンの音楽隊』とも悩みますよね。

 

図書館司書も、本屋さんも、いつもこのような問い合わせに答えて下さっているのですね。

ありがたいことこのうえないです。

 

学生時代、図書館分類学の先生に6人呼び出されて、二人一組になって札幌市立図書館でボランティアをするように申し付かりました。

場所は、一般図書室、子ども図書室、レファレンスルーム(本に関する質問に答えてくれる部署)の3か所。

私は一番初めに「あんたは子ども好きだから子ども図書館でいいよ」と言われました。

残る5人で協議した結果、成績優秀者2人がレファレンスルーム担当。

事程左様にレファレンスって大変なのです。(やってないくせに自慢げ・笑)

 

『これこれちこうよれ』

これ何の本のことかわかりますか?

正解は『日日是好日』ですって。

絶対わかんないよ。

 

イラストも秀逸ですので、是非お手にとってご覧ください。