★を大盤振る舞いした10月から一転、11月の★5つはたった1冊、宮本輝の『森のなかの海』の上巻だけでした。
シリーズ物や上下巻などは完結してから★5つを決める、というのを原則としているにもかかわらず、上巻で★5つを献上してしまうほどの面白さでした。
だから余計に下巻での失速が残念なのですが。

★3つも1冊。
世間的には評判の高い江國香織の『きらきらひかる』。
ピュアな感情をみずみずしい文章で…というのが大方の評価ですが、そんなことより自堕落で自分勝手な主人公に、どうしても嫌悪感が抑えられなかったのです。

さて今月は年末年始の休みの他に、手術後の自宅療養と、家で過ごす時間が多いのですが、これが読書に吉と出るか凶と出るか。
今年最後の一ヶ月なので、じっくり本を読みたいものですが、掃除したり年賀状書いたり、年末はやらなくちゃならないことも多いからなあ。
時間を有効に使わなくちゃ。

11月の読書メーター
読んだ本の数:24
読んだページ数:6614
ナイス数:769


いつかの岸辺に跳ねていくいつかの岸辺に跳ねていく感想
長編小説だけど、ふたつの章にわかれている。前半の『フラット』は、護が語り手。幼馴染みの徹子のことが気になってしょうがない小学生から三十路間近の頃のことを。後半の『レリーフ』は徹子から語られる。なぜ徹子はその時そのような行動をとったのか。誰にも言えない秘密を抱えたまま、徹子はひとり戦っていた。運命と。そんな徹子と真逆なのが、カタリ。カタリのような人って普通にいる。マウントを取って、常に自分が上位じゃないと我慢できない人。だけど本当の幸せって、上下関係の中にはないと思うんだよね。タイトルが秀逸。★★★★☆
読了日:11月01日 著者:加納 朋子

ローマ人の物語 (37) 最後の努力(下) (新潮文庫)ローマ人の物語 (37) 最後の努力(下) (新潮文庫)感想
ローマを捨てて新都に首都機能を移転してしまえば、それはもうローマ帝国ではないのではないだろうか。コンスタンティヌスは次々とローマ帝国を改革したけど、それはローマ帝国を衰亡させるものであり、キリスト教に売り渡す様なものだった。寛容から非寛容へ。その他に私がコンスタンティヌスが嫌いな理由は、酷薄な性格。不要となれば血のつながった息子を執拗な拷問の末に獄死させ、妻を熱湯風呂に閉じ込めて殺すことを辞さない。でもたぶん、好きで残酷な仕打ちをしたのではなく、ただ単に不要な家族に興味がなかったんじゃないかと思う。最低。★★★★☆
読了日:11月02日 著者:塩野 七生

ちょー魔法使いの弟子 (ちょーシリーズ) (コバルト文庫)ちょー魔法使いの弟子 (ちょーシリーズ) (コバルト文庫)感想
前作から八年、ジオラルドとダイヤモンドは行方不明となり、ふたりの間に生まれた三つ子はアラン王子の下で暮らしていた。そんな時、ダイヤモンドと名乗る怪盗と人語を解する獣の噂を聞いて、三つ子(ジオとダイヤモンドの子どもたち)とふたりの魔法使い(スマートとタロットワーク)は行方不明の二人ではないかと、確かめるための旅に出る。しかし何故か怪盗は男で、獣は女なのだが…。こういう作品はキャラクターがストーリーを引っ張っていくのを楽しむものなので、ただただ流れに乗っかって読んでいこうと思っています。★★★★☆
読了日:11月03日 著者:野梨原 花南

森のなかの海(上) (光文社文庫)森のなかの海(上) (光文社文庫)感想
まだ上巻ですが、面白くって一気に読み終わってしまいました。出だしこそ阪神淡路大震災の被害状況のあまりのむごさに、ちょっと読む手がとまりかけたのですが、夫と姑の不実から離婚へ、ひょんなことから奥飛騨の山荘に住むことになり…と、どんどん先が気になってしまいます。これは希美子の再生の話なのか、それとも遺産をくれた毛利カナ江のミステリアスな人生の謎を追う話なのか、はたまた身寄りのない少女たちの成長物語なのか。テーマが多すぎて先が読めないけれど、とにかく続きが気になってぐいぐい読める。満足、満足。★★★★★
読了日:11月04日 著者:宮本 輝

最後の家族 (幻冬舎文庫)最後の家族 (幻冬舎文庫)感想
リストラされそうな夫、不倫未満の妻、ひきこもりの息子、援助交際未満の娘。一つ屋根の下に住んでいながら、家族の気持はばらばらだ。彼らは共に暮らすことをやめた。自分達で。もたれ合うのではなく、依存するのではなく、ひとりで立ち、家族が必要なときは支えられるだけの力を持つ。一緒に暮らさなくなったけれども、同居していた頃よりはるかに家族の心は繋がっているんじゃないかなあ。家族は割り当てられた役割を演じる場所なのではなく、自分自身であるための基本であるべきだ。そのための一つのケースを、村上龍が書いたのだと思う。★★★★☆
読了日:11月05日 著者:村上 龍

きらきらひかる (新潮文庫)きらきらひかる (新潮文庫)感想
主人公の笑子は感情の起伏が激しくて、周りの人や物に当たり散らしたかと思うと、延々泣き続けたり。例えば身近な人、家族や友人にこういう態度を取られたら、話を聞いたり慰めたりするけれど(にしても激しすぎるんだよな、この人)、読者として読み始めた私は、彼女に何の思い入れもないので、ただただ鬱陶しい。自分の感情を持て余して苦しんでいることはわかるけど。周りの人が彼女のそんな状態を見て、病院に連れて行くとかアル中を治そうとしようとしないのがわからない。彼女が苦しんでいるのをただ放置しているだけ。それは辛いな。★★★☆☆
読了日:11月07日 著者:江國 香織

本にまつわる世界のことば本にまつわる世界のことば感想
本にまつわる世界のことば。なんて素敵なテーマでしょう。国が違えば本に対するイメージも、選ばれる言葉のセンスも違うでしょう。わくわくして本を開きました。しかし「あれ?なんか違う」。違和感のもとはショートストーリー。この部分が正直不要。広がったイメージが急速に他人に固定化されてしまい、いらんことするなと思ってしまった。なので、最後まで読んだ後、言葉の意味だけをもう一度読み直す。本の虫はチェコ語でクニホモル。蛾の一種らしい。フランス語ではラ・ド・ビブリオテーク。直訳では「図書館のネズミ」。手当たり次第齧るから?★★★★☆
読了日:11月08日 著者:温 又柔,斎藤 真理子,中村 菜穂,藤井 光,藤野 可織,松田 青子,宮下 遼

妖怪アパートの幽雅な日常 9 (講談社文庫)妖怪アパートの幽雅な日常 9 (講談社文庫)感想
リア充の人を羨ましく思うのは自然なことだと思うけれど、物心全てが充実しかしていない薄っぺらい人なんていないんじゃないかなあ。少なくともこの作品に出て来る千晶先生は、金持ちでハンサムで超絶歌が上手いけれど、人一倍喪失の痛みを知っている。だから教師に向いているんだ。大人はうざいと子どもはいう。でも何も言ってくれないと見捨てたと言って怒る。そんな理不尽をわかったうえで、うざい事を言ってくれる大人はありがたい。そう気づけたとき、子どもは大人になるのかもしれない。★★★★☆
読了日:11月09日 著者:香月 日輪

暗幕のゲルニカ (新潮文庫)暗幕のゲルニカ (新潮文庫)感想
面白かったです。読み始めるまでは、重苦しい話になりそうだなあと、ちょっと警戒していたのですが。「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ。私は闘う。断固、闘う。この世界から戦争がなくなるその日まで、戦争そのものと」ピカソのこの、ゲルニカに込めた想いを、主人公の瑤子は9.11後の世界に改めて広めたいと願う。交渉の困難にも負けず、何度もスペインを訪れるのだが…。ただ、結局芸術を守れるのは金とコネをもつひとたちだけなんだなあ、というのが残念なところ。まあ、現実はそうなんですが。★★★★☆
読了日:11月10日 著者:原田 マハ

きつねのはなし (新潮文庫)きつねのはなし (新潮文庫)感想
独立した短編のようであり、ゆるく繋がっているようでもあり、しかし明確な時系列というのもなく、テイストもそれぞれで…。表題作は怖かった。不穏な気配だけは充分漂わせながら、最後まで正体がつかめない。悪意すら欠落しているかのような感情の希薄。そこには確かに、人ではない何かの存在が感じられた。ひとつひとつは独立した話なのに、どういうわけか共通したモチーフが出てきてしまう怖さ。それは誰がつくりあげた世界なのか。仄暗いなかに強い意志を感じさせる、そんな存在があるというのか。★★★★☆
読了日:11月12日 著者:森見 登美彦

政と源政と源感想
元銀行員の国政は、妻に出ていかれて一人暮らし。どう考えても自分に落ち度はないはずなのに、なぜ妻も娘たちも自分から離れていくのかわからない。国政の幼馴染み、つまみかんざし職人の源は、物事を深く考えずやりたい放題。愛妻に死なれ独り暮らしだが、慕ってくれる弟子がいて、その彼女とも仲が良く、近所の人たちともうまくやっている。そこんところが国政にはちょっと面白くない。そんな彼らの日常を、ふたりの掛け合いの妙でクスッと笑わせながら、老いと夫婦のあり方を考えさせる話だった。年をとっても悩みは尽きないなあ。★★★★☆
読了日:11月13日 著者:三浦 しをん

認知症が進まない話し方があった認知症が進まない話し方があった感想
わかっていても本のとおりにうまく優しく気持ちを切り替えられるかと言えば、それはなかなか難しいのではないかと思います。なぜなら家族が介護をする場合、介護する側も不安でいっぱいだからです。ただ、「ゆっくりと低い声で」とか、「短い文章で、ひとつのことを」とか、基本的な態度がわかるのは大変ためになりました。また、デイサービスに行きたがらない時の声掛けの仕方とか、家にいるのに「帰りたい」という時の対応とか、シチュエーションごとの例も書いてあって、ありがたいです。★★★★☆
読了日:11月14日 著者:吉田 勝明

ちょー囚われの王子 (ちょーシリーズ) (コバルト文庫)ちょー囚われの王子 (ちょーシリーズ) (コバルト文庫)感想
魔法で男にされたダイヤは司祭の娘に惚れられたものの、ジオを救いに行くのいかないのとライーとドタバタしているところを目撃され、「ふたりはそういうことだったのですね」と誤解をされ、恋愛沙汰はストップとなる。ところが魔法で女にされたジオは、ロゼウス卿に惚れられて、魔法をかけられた鎖で縛められ逃げることができない。本来ロゼウス卿はそんな非道なことをする人ではなかったらしい。つまり誰かに乗っ取られてる?また、ポンコツ魔法使いのくせに妙にきわどい魔法を使えるパリスも見た目通りではないと思う。いろいろと怪しい。★★★★☆
読了日:11月17日 著者:野梨原 花南

ローマ人の物語 (38) キリストの勝利(上) (新潮文庫)ローマ人の物語 (38) キリストの勝利(上) (新潮文庫)感想
何人もの分割統治のライバルを蹴落として、たった一人の皇帝としてローマ帝国に君臨した大帝コンスタンティヌスが没した。後を継いだ、陰気で猜疑心が強くて決断力に欠けるという(ひどい言われよう)コンスタンティウスは、蛮族の侵入からローマを守った一方で、キリスト教を優遇するという政策で内側からローマ帝国を蝕んでいった。そんなコンスタンティウスが最後に選んだ副帝がユリアヌスだ。このユリアヌスの活躍が久々に面白い。帝国は衰えていっているが、こんなに次巻が楽しみなのは久しぶりだ。★★★★☆
読了日:11月18日 著者:塩野 七生

森のなかの海(下) (光文社文庫)森のなかの海(下) (光文社文庫)感想
上巻は、ちょっと上手くいきすぎな感はあったけれども、震災から立ち直るための居場所づくり(主人公である希美子や、彼女が引き取った少女たちの)は地に足がついたものだった。しかし下巻にきてその流れは失速。希美子に山荘を遺した老女の人生の謎を追う方が主眼になってしまった。結果、阪神大震災はただのネタ振りとなり、希美子の家族は単なる賑やかしとなってしまった。だって少女たちが成長するところを書いていないんだもの。数々の伏線が回収されないまま放置上巻が面白かっただけに、残念でならない。★★★★☆
読了日:11月20日 著者:宮本 輝

スペシャリストの帽子 (ハヤカワ文庫FT)スペシャリストの帽子 (ハヤカワ文庫FT)感想
これは!読者を選ぶ本だと思う。ファンタジーにもほどがあるというか、ストーリーと言えるストーリーはほぼない。つまり、起承転結が。読後感は、ほぼ悪い。または、置いてきぼり。何をどう解釈しようと思っても私の力量では無理なので、ただそのまま受け入れることにした。少女が魔法にかけられた王子を助けるため、艱難辛苦を乗り越えるような童話が多いけど、王子はそれほどの苦労をしてまで助けるほどの人間?という雪の女王の問いには、改めて目から鱗が落ちる気がした。たしかにディズニーに出てくる王子はあからさまに馬鹿っぽいよね。★★★★☆
読了日:11月23日 著者:ケリー リンク

狼たちへの伝言 (集英社文庫)狼たちへの伝言 (集英社文庫)感想
これが書かれたのは、30年以上前なんですよねえ。つまり、対象読者である若者とは、私の世代のことです。もっとも著者は男性にのみ語りかけていますから、私は対象外ですが。しかし、今の若者に読ませても、多少の時代遅れな部分はあるものの、言わんとするところは伝わると思います。垂れ流される情報に踊らされるのではなく、日本の常識を鵜呑みにするのではなく、自分で体験して自分で考えろ、と。偏見が甚だしいし、断定口調が時代にそぐわないけれど、たまにはこういう本を読んで目からうろこを落とすも良い。★★★★☆
読了日:11月24日 著者:落合 信彦

文庫本は何冊積んだら倒れるか文庫本は何冊積んだら倒れるか感想
実にばかばかしいことを、ゆるーく真面目に調査する。好きですこういうの。厳密に数字に表れるものもありますが(例えば2000年は新潮文庫に入っていたのに2015年には消えてしまった作家数とか)、大抵は堀井憲一郎の個人的な範囲での調査(例えば文庫本は何冊積んだら倒れるかとか)です。「名文をパソコンで書き写してみる」(ブラインドタッチで誤字の山・笑)「名作の段落を数えてみる」「名作をどこまで間違えずに音読できるか」などは動画でやっても面白いのではないだろうか。ただ、文章がふざけ過ぎで辟易してしまった。★★★★☆

読了日:11月25日 著者:堀井 憲一郎

コンビニ人間 (文春文庫)コンビニ人間 (文春文庫)感想
「普通」の人と「普通」ではない人。その境界線は、誰が決めるのだろう。主人公は幼い頃から、なぜか「普通」からはみ出してしまう。しかしコンビニで、マニュアルに従って行動するときは、世界の歯車になれる気がする。しかし一体誰に?「普通」に見える人も、何かがどこかが「普通」からはみ出しているだろう。それを隠しながら「普通」を装うのだ。だが主人公は違う。「普通」じゃない自分を認めながら、「普通」と評価される場所を見つけた。だとしたら、彼女が一番自然であり、幸せなのではないか?だって「普通」って結構息苦しいから。★★★★☆
読了日:11月27日 著者:村田 沙耶香

妖怪アパートの幽雅な日常 10 (講談社文庫)妖怪アパートの幽雅な日常 10 (講談社文庫)感想
最終巻なので、後日談がつきます。大人の私はなくてもかまわないと思うけれど、1巻から読み続けた子どもには必要な最終章。悩んだり、行き詰ったことはたくさんあっても、その時その時に最善を尽せば、きっと未来は開けてくる。読んだ子どもたちは、自分の未来にも明るく立ち向かっていけるのではないでしょうか。ラノベですが、いい作品でした。★★★★☆
読了日:11月27日 著者:香月 日輪

猛スピードで母は (文春文庫)猛スピードで母は (文春文庫)感想
「サイドカーに犬」「猛スピードで母は」のどちらも、子どもの日常が子どもの目線で書かれているのだが、そのどちらもが親との精神的距離がある。親を嫌いなわけではない。親も、子どもを嫌いなわけではない。ただ、子どもの他にいろいろとあるのだ。好きなこと、やらなきゃならないこと。どちらの作品も主人公の心は終始フラットで、時々不安に駆られることはあっても、大笑いしたり激怒したり泣きわめいたりはしない。ああ、それはまさに、子ども時代の私のようで。読後少し切なくなった。★★★★☆
読了日:11月27日 著者:長嶋 有

善人長屋 (新潮文庫)善人長屋 (新潮文庫)感想
善人長屋の差配の娘お縫いは、この二つ名が腹立たしい。だって善人長屋に住んでいるのは、裏稼業を持つ悪党たちばかりなんだもの。そんな時、新たに長屋の住人となったのが、錠前職人の加助だ。自分の身を投げ出してまで人を救おうとする加助を見て、周りは何とか手助けをする羽目になる。それが身の破滅に繋がるかもしれないのに。善行を施すのに命がけの綱渡りというドキドキ。もちろん困った人を助ける話は読んでいて心地よい。そして後半突然話はきな臭くなる。善意や好意で幸せになれないこともある。それでも人は生きていくのだ。★★★★☆
読了日:11月28日 著者:西條 奈加

ローマ人の物語 (39) キリストの勝利(中) (新潮文庫)ローマ人の物語 (39) キリストの勝利(中) (新潮文庫)感想
せっかくただ一人の皇帝になったというのに、ユリアヌスの在位はほんのわずかなものだった。副帝として前線に立ち、コンスタンティウスの疑いのまなざしを躱しながら善政を行っていたのに、皇帝となって権力を持った時に、使える人材があまりに少なかった。そして哲学者であったユリアヌスは、普通の庶民がどれだけ既得権にしがみつくのかを考えなさ過ぎた。ユリアヌスの行ったことは長い目で見たらローマ帝国のためになるものだったけれど、それは庶民の理解を得られるものではなかった。ユリアヌスの治世が1年9カ月ではなく、19年だったら…。★★★★☆
読了日:11月29日 著者:塩野 七生

ちょー夏の夜の夢 (ちょーシリーズ) (コバルト文庫)ちょー夏の夜の夢 (ちょーシリーズ) (コバルト文庫)感想
主要人物総出演の回でした。まあ、大団円になるのはわかっていたので、感想としては…よかったねって感じ。(笑)マンガと同じで、こういうのの感想って難しいな。★★★★☆
読了日:11月30日 著者:野梨原 花南


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