Ameba Pickがでデータの読み込みに失敗ばかりしているから、You Tubeで試してみたらちゃんとできた。
知念くんと有岡くんがトラックから楽曲づくりに参加し、作曲、作詞まで。
〆切は決まっているのになかなか進まない楽曲づくりへの焦りが「ASAP(As Soon As Possible)」というタイトルになったもの。
私も国際課にいたとき、泣きながら国際メールの件名に【ASAP】 をつけて送ったけど、なかなか返事くれないんだよね、海外の方。
本日の読書:森のなかの海 下 宮本輝
カバー裏より
『奥飛騨の山荘へ、震災で家族を失った、かつての隣人の三姉妹を引き取った希美子。さらに姉妹を頼ってきた七人の少女も受け入れることに。ある日、カナ江にまつわる衝撃的な噂を聞いた希美子は、山荘の森にある巨木〈大海(ターハイ)〉の根元から不思議な水差しを見つけた。なかには、一通の封書と、小さな骨が……。希美子はカナ江の謎に満ちた生涯を追う。喪失した魂の復活をうたう大作。』
なんでしょう、これは。
読者アンケートの結果が悪くて、連載を打ち切りになったのでしょうか。
上巻は、ちょっと上手くいきすぎな感はあったけれども、震災から立ち直るための居場所づくり(主人公である希美子や、彼女が引き取った少女たちの)は地に足がついたものだった。
親の愛情に恵まれなくて、自分勝手だったり、気が短くて飽きっぽかったりした少女たちを、仕事を与えることで生活習慣や一般常識を多少とはいえ身につけさせた。
しかし下巻にきてその流れは失速。
希美子に山荘を遺した老女の人生の謎を追う方が主眼になっていて、10人もの少女を預かっているのに、その書き分けもほとんどできていない。
実の息子二人はもっと影が薄い。
小学生の息子と、未成年の少女たちを預かっておきながら、下関に行ったり吉野に行ったり。
その間家の様子を気にかける風もない。
そして、これが作者は書きたかったのだろうけれど、戦後、日本の教育の不毛のせいで、古き良き日本が失われてしまったこと。
それを取り返すには教育を変えねばならないことが、これでもかと主張される。
その説に全くの反対ではないけれど、登場人物たちがあまりにも声高に主張すると、こちらとしては引いてしまう。
結果、阪神大震災はただのネタ振りとなり、希美子の家族は単なる賑やかしとなってしまった。
だって少女たちが成長するところを書いていないんだもの。
数々の伏線は回収されないまま放置。
上巻が面白かっただけに、残念でならない。
