今週は雨が降ると週末の天気予報でも言っていたけど、まさかこんなに本格的にどしゃどしゃ降るなんて。
JRのダイヤは乱れ、高速道路も一部区間が通行止め。
明日もこんな感じらしい。
 
明日は人間ドックだから、雨の中職場と病院を行ったり来たりしなくちゃならない。
出勤して少し仕事をしたら病院へ。
検査が終わったら、問診の時間(だいたい午後)までまた職場に戻って仕事をして、問診のあとまた仕事。
夕方時間休を貰ってまた病院へ行って、今度はインフルエンザのワクチン接種。
いやあ、雨の中行ったり来たりが忙しすぎるじゃろう!
 
いい年をしてムーミンの傘を愛用。
決め手はかわいいミムラ姉さんです。
最近本当にミムラ姉さんが好きで、グッズを見かけるとつい買っちゃうわ。

 
 
 
本日の読書:妖怪アパートの幽雅な日常 9 香月日輪

 

 

カバー裏より
『高校最後の文化祭準備が始まった。夕士のクラスの出し物は男子学生服喫茶だ。担任の千晶には禁断のコスプレ姿で喫茶店のオーナーをやってもらうことになった。(なんでも千晶はかつてクラブ経営をしていたらしい)。準備の真っ只中、夕士は自分のノートに悪口が書かれていることに気づく。一体誰なのか――。』

うっかり油断すると、夕士は妖怪アパートなんてところ(家賃格安)に住んで、規格外だけど実のある人や妖怪たちと交流して、学校にはゆかいな仲間たちがいて、なんて恵まれた人生をおくっているのだろうと思ってしまう。

いや、夕士は中学生の時に両親を亡くして親戚に引き取られ、自立するためにバイトしながらアパート暮らしで、将来の夢は公務員というささやかなもの。
ここだけを見たら、青木先生ではないけれど「なんてかわいそうなのかしら」ってなる。

他人の事情なんて、外から窺い知れるものだけではないのだ。
それを、自分がちょっと上手くいかないからって「あんたはいいよなあ」とひがんで恨んで絡んでいくのは、傲慢だと私は思っている。
自分が世の中で一番不幸と断じてしまえる傲慢。

リア充の人を羨ましく思うのは自然なことだと思うけれど、物心全てが充実しかしていない薄っぺらい人なんていないんじゃないかなあ。
少なくともこの作品に出て来る千晶先生は、金持ちでハンサムで超絶歌が上手いけれど、人一倍喪失の痛みを知っている。
だから教師に向いているんだ。

「富樫、人にはそれぞれの『その時』があるんだ。その時がいつ来るのか、人によって違う。その時が来れば、やりたいことや好きなことができる。お前にも『お前の時』が必ず来る。あせらなくてもいい。じっと待っていろ。(中略)ただし、前だけは向いておけよ。前を向いていないと、その時が来てもわからない。あざとく聞こえるかもしれんが、そういうものなんだよ」

大人はうざいと子どもはいう。
でも何も言ってくれないと見捨てたと言って怒る。
そんな理不尽をわかったうえで、うざい事を言ってくれる大人はありがたい。
そう気づけたとき、子どもは大人になるのかもしれない。