10さんはスポーツ観戦が好きである。
さらにテレビっ子でもあるので、スポーツのテレビ中継があると、結構な頻度で見ている(と思われる)。
地デジ、BS 、CSを駆使して中継を捜すと、たいてい何らかのチャンネルが見つかるっぽい。
 
この秋も、ナイターやJリーグだけではなく、カーリングの大会も、バドミントンの大会も、時折ゴルフも見ていた。
今月は体操と新体操の世界大会があったので、晩ご飯をたべながら熱心に見ていた。
私はスポーツにあまり興味がないので、本を読みながらご飯を食べる。
なので、10さんがスポーツ中継を見れば見るほど、私の読書は進むのだ。
 
秋だけではなく、冬も春も夏も、スポーツ中継お願いします。
 

世界体操・新体操の中継のテーマソング。

目はテレビを見なくても、耳で音楽は聞いていたぜ。

 

カップリング曲でドラマ『准教授・高槻彰良の推察』の主題歌。

踊ってなくてもカッコいい。

 

それにしてもHey!Say!JUMPって、アラサーの男性グループにしてはキーがめっちゃ高いよね。

『Sing-along』なんて若手グループのデビュー曲でもいけそうなくらいのキーの高さ。

のびのび歌っているのを見ると、ボイトレ頑張ってるんだろうなあと思うわ。

 

さて、今日は選挙の日でした。

プラプラ歩いて投票所に行って、図書館で本を借りて、バウムクーヘンの専門店でカフェオレのバウムクーヘンを買って、イタリアンなお昼ご飯を食べて帰ってきました。

 

投票所の前庭。

 

 

 

 

 

本日の読書:風のベーコンサンド 高原カフェ日誌season1 柴田よしき

 

 


カバー裏より
『東京の出版社をやめ、寂れた高原にカフェを開業した奈緒。離婚を承諾しないモラハラ夫から逃れ、背水の陣で始めたカフェには、離れた娘を思う父や農家の嫁に疲れた女性らが訪れる……。滋味溢れる地元の食材で作られた美味しいご飯は悩みや痛みに立ち向かう力をくれる。奈緒のご飯が奇跡を起こす六つの物語。』

目次
・風音
・夕立
・豊饒
・夢鬼
・融雪
・花歌

『風音』を読み始めて、説明的なセリフの応酬に辟易する。
あれ?
柴田よしきって、こんな作風だったっけ?

説明的な割には、登場人物たちはいろいろと秘密を抱えているっぽい。
主人公の秘密はおいおいわかるだろうけれど、カフェには不似合いな客として登場した「田中さん」は、やけに料理に詳しくて、「何なら俺が作ろうか?」って、客としてありえない台詞までかましてくるあたり、ドカンと大きな秘密を抱えているんだろう。

ベーコンだけを挟んだサンドイッチの出てくる作品は、『秘密の花園』だってすぐにわかった。
それをもっと大きく広げるのかと思えば、それほどでもなく。
もやもやしながらの読書だったな。

season1だから、人物紹介的な巻なのでしょうか。
カフェの開業、町おこし、人間関係の再構築。
書きたいことはたくさんあるけど、それなりに書けてはいるけど、柴田よしきにしてはなんか薄味。
そして奈緒が出来過ぎ。
もう少し七転八倒してもいいと思う私は鬼ですか?