夜10さんがいないので、好きなもの食べてくださいと言われていました。
稲庭うどんが残っているというので、サラダうどんでも作って食べようと思っていたのです。
いや、何でもいいからとにかくさっさと家に帰って、『群青ランナウェイ』を観たり聞いたりしなくちゃ、と。
 
でも結局、後輩とご飯を食べて帰ってきました。
ひとり暮らしの彼女は、「明日から出張のため、冷蔵庫がスカスカ」と言うので、じゃあ、食べて帰ろうかということになりました。
 
坦々麺とたらこスパゲッティと冷麺で散々迷って(後輩が、ね)、韓国料理の店に入りましたが、入れば入ったでいろいろ迷う。
結局、チーズタッカルビビビンバとミニ冷麺のセットにしましたが、あんまりミニじゃなかったのでお腹ぱんちくりんになりました。
銚子にのってヤンニョムチキンとチヂミのハーフもシェアして食べたことは内緒だ。(内緒だから写真も撮っていないという完全犯罪)

 
唐辛子マークが3つもついていたから結構気合い入れて食べたけど、4つでもいけたかも。
冷麺はずっと食べたかったので、めっちゃ嬉しい。
何年ぶりに食べただろうか。
 
本当は明日から娘のところに行く予定だったんだよね。
『群青ランナウェイ』のCD持って。
中島くんの舞台を一緒に観る予定だった。
10さんのワクチン2回目接種日の予定だったから諦めたんだけど、まさかこんなに感染が広まるなんて。
そして10さん2回目接種まだだなんて。
 
どうか今度の緊急事態が最後になりますように。
 
 
本日の読書:ハリネズミの願い トーン・テレヘン

 

 

Amazonより

『ある日、自分のハリが大嫌いで、ほかのどうぶつたちとうまくつきあえないハリネズミが、誰かを家に招待しようと思いたつ。さっそく手紙を書きはじめるが、もしも○○が訪ねてきたら、と想像すると、とたんに不安に襲われて、手紙を送る勇気が出ない。クマがきたら?ヒキガエルがきたら?ゾウがきたら?フクロウがきたら?―さまざまなどうぶつたちのオソロシイ訪問が、孤独なハリネズミの頭のなかで繰り広げられる。笑いながら、身につまされながら、やがて祈りながら読んでいくと、とうとうさいごに…。オランダでもっとも敬愛される作家による、臆病で気むずかしいあなたのための物語。』

 

以前読んだ同じ作者の『きげんのいいリス』よりも読みやすかったんだけど、どうも世間の評価は逆みたい。

自分に自信がなくて、臆病で、でも自意識が過剰で、気難しくて孤独なハリネズミが、誰かを家に招待しようと考える、というだけの話。

 

誰かを家に招待したいけど、友だちがいないハリネズミは誰を読んでいいかわからないので、誰をもみんな招待しようと考える。

でもそうしたら、○○が来たらどうする?と不安になる。

ちゃんとおもてなしできる自信がない…というよりも、おもてなしの失敗を指摘されるのが怖い。

自分のいないところでみんながその話をしていたら…と考えると、身動きが取れなくなる。

 

身に覚えがありすぎて笑える。

煩わしい人間関係はめんどくさくていやだ。

でも一人だけで生きていくだけの覚悟もない。

これは私か?

 

繰り返されるハリネズミの妄想は、宮下草薙の漫才のようでもある。

誰も何も言っていないのに、勝手にネガティブの渦に呑み込まれていく。

 

ハリネズミの願いは、その先に希望の光を見せて終わる。

この本を手にしたたくさんのハリネズミ達(私も含む)にも、その願いが叶いますように。