ああ…とうとう髙木くんも消えてしまったよ。
怖すぎるぜ、群青村。
来月発売の新曲のプロモーションですが、とにかく手が込んでいる。謎が深い。
アルバム発売だってここまでしないだろうに。
まず中島くんが消えて、山田くんが消えて、薮くんが…の時点で、4番目に消えるのは八乙女くんだと思ったんだよね。
なぜならジャケット写真の裏側で、中島くんと山田くん、薮君と八乙女くんが手を繋いでいたから。
そうしたら知念くんが4番目だったのでびっくり。
初回限定1のジャケットで誰ともつながっていなかったのが知念くんと伊野尾くん。
初回限定2のジャケットで唯一繋がっていたのが知念くんと伊野尾くんだったから、あららと思ったわ。
だけどファンの皆さまの考察を読むと、視線の重なり具合や、過去のMVの立ち位置、過去曲の歌詞など、いろんなところを手がかりに推理していてめっちゃ面白い。
結成日やデビュー日の数字を絡めながら、思わぜぶりな謎の提示が続いていますが、多分15周年のアニバーサリーが最終目的なのかなあと思っています。
新曲のMVを見ても、まだ謎は解けないようなので。
とりあえず、群青になぞらえるとすればメンバーカラーが青の伊野尾くんが怪しい。
しかし反対色であるオレンジ色がメンバーカラーの有岡くんの可能性も捨てがたい。
新曲のタイトル『群青ランナウェイ』が、群青がランナウェイなのか、群青からのランナウェイかなので、意味が全く反対になる。
新曲発売まであとひと月。
毎日Twitterをチェックして、一喜一憂するんだろうなあ。
ああ、幸せ過ぎる。
本当なら明日はテレワークの予定だったけど、忙しすぎるから出勤して残業だ!としても、群青村レポートがあれば乗り切れる。
単純な性格でよかったなあ、私。
本日の読書:冷めない紅茶 小川洋子
カバー裏より
『中学の同級生の葬式で再会したK君。彼と一緒に過ごした不思議な空間。K君のいれた紅茶は永遠に冷めない――。猥雑な生から透明な死へと傾斜していく現代の危うい感性を捉えた表題作に、「ダイヴィング・プール」を併録した傑作小説集。』
目次
・冷めない紅茶
・ダイヴィング・プール
小川洋子初期の作品だが、難しい。
表題作は、なんとなく予想のつく展開ではあったけれど、最終的に主人公がどう生きていきたいのかはちょっと読み取れなかった。
現実をともにする男に対する嫌悪と、K君への絶対的な好意。
K君と、K君と一緒に暮らしている女性と、主人公の作る穏やかな安定は、本来同棲相手であるサトウと作るべきもの。
最後に主人公は、夜の闇の中で自分自身をも見失う。
もしかして彼女がK君たちと交流を持てたのは、そして最後までサトウとかみ合わないのは、彼女もすでに…という可能性も否定できないと思う。
少なくとも、永遠に冷めない紅茶なんてものはこの世にはない。
夜の海に揺らめくワンピースのように、私には捉えどころのない作品だった。
『ダイヴィング・プール』は最初、飛び込みをする幼馴染みの少年に好意を抱く少女の、淡い初恋の話かと思ったら、宗教と正論に生きる両親から愛情を与えられなかった少女の、屈折した心が起こす、ちょっとおぞましい事件がどうしても受けつけられない。
自分より弱い者に対する暴力的な志向
真っ白い雪のような彼への思い。
相反する感情の両方を持ちあわせるのが思春期の少女だとしても、これはちょっと嫌だ。