緊急事態宣言が解除されたって、相変わらず絶賛テレワーク推奨中のわが職場。

このひと月全然会っていない人もいれば、週に一度しか会わない人もいる。

 

で、その週一で会っている人に、「そうそう、マッピーさん。見ましたよ、『家事ヤロウ』。なかなか素直でいい子だということがよく分かりました」

ん?誰のこと?

まあ、カズレーザーさんやバカリズムさんのことではないだろうから、中丸くんのこと?

 

「顔はまあ、普通っていうか、もちろん一般の人に比べたらいいけれども、優しい感じの人ですよね」

あれれ?

彼女は中丸くんの顔がすごくタイプだと言っているから、中丸くんじゃないらしい。

いつの『家事ヤロウ』のゲストの話をしているんだろう?

と思っていたら、『家事ヤロウ』ではなく、『ヒルナンデス』の話でした。

 

「だってマッピーさんのおすすめだったから、『家事ヤロウ』だったかと…」

いや、時間帯が全然違うでしょ?

でも『ヒルナンデス』を見てくれて、髙木くんをいい子と言ってくれてうれしい。

無邪気で可愛い31ちゃいであろう?

 

私の日々の癒しの存在です。

 

 

本日の読書:僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ

 

 

カバー裏より

『人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカから来たばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。僕とパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。』

 

この著者は文章が上手い。

小説と言っても通用するくらい、主人公の少年(自分の息子)との距離を絶妙に取り、母としての情感を感じさせながら、基本的には彼の考えを尊重して書いている。

べたべたはしていないが、仲のいい親子。

わからないことはわかるまで、言葉を尽して説明しようとする親。

 

「正義は暴走する」

「多様性はややこしいからないほうが楽」だけど、「楽ばっかりしていると無知になる」

「暴力は言葉でもふるえるんです」

 

現在のイギリスの閉塞感は、未来の日本のものなのかもしれない。

多様性をうたいながらマイノリティへの差別が甚だしい。

 

性的虐待と言えるような行為をされている少女がいるとする。

日本だとプライバシーに踏み込めないことも多いと思うが、イギリスでは敢えてオープンにそのことを子どもたちに教える。

”教えなければ波風は立たない。が、この国の教育はあえて波風を立ててでも少数の少女たちを保護することを選ぶ。”

 

イギリスの学校教育では「演劇」がある。

それは表情やボディランゲージがコミュニケーションに必要だからだ。

”(DV、依存症などの問題を抱えた家庭の子ども)は表情に乏しかったり、上手く感情を伝えられないことが多かった。他人に自分の感情を伝えられない子どもは、他人の感情を読み取ることもできない。(中略)問題行動が見られる子どもはこうしたコミュニケーション面での発育が不十分な場合が多い。”

 

何度も読んで、自分の行動の規範にしようと思った。

子どもたちが思春期だったとき、この本を一緒に読んで語りあえたらよかったなあ。