今日は、朝から今の時間まで、何度も何度も寝落ちしました。
なんでだろう。
寝ても寝ても眠い。
本当なら実家に顔を出して、母にご飯を食べさせて、隙を見て父と今後のことを相談しようと思っていたのですが、まさかの母から「今日は来なくてよし」と断られたことによって、緊張の糸か何かが切れたんでしょうかねえ。
っていうか、朝起きてからご飯食べるまでの間にも寝てるし、食べた後電話するまでの間にも寝てるし、もちろん「来なくていい」と言われた後も寝てるし。
午後ももちろん何度も寝ました。
昼寝のお供は小沢真理の『世界でいちばん優しい音楽』。
長らく行方不明になっていた12巻が出てきたので。
本も読まず、ただただマンガを読みながらぐうたら寝た日。
でも『世界でいちばん優しい音楽』の中でモーリがスウに行ったセリフがある。
「人生にはムダな時間も絶対必要よ。……っていうか、その時はムダに感じても、じつはそうすることが必要だったっていうか……。心なり体なりがそういう時間をほしがっているって思えばいいんじゃないの?」
心なり体なりがそういう時間をほしがっているらしいです、私。
『世界でいちばん優しい音楽』って、主人公・スウとその娘・のんのんの日常を切り取ったマンガなんだけど。
母子家庭で、スウの両親が遺した一軒家に住んでいるわけですが、たいていの時は小ぎれいになっている家の中や、庭の手入れなど、どうやったら子育てして働きながらそんなにできるんだ?と思いつつも、のんのんとのやり取りも微笑ましくて、大好きなマンガなのです。
ただほんわかな日常の中にも、いじめや虐待などの問題もきちんと描かれていて、読みごたえもあるのです。
私としては、スウとのんのんと、せいぜいモーリや志津さんたちとの話が好きなので、後にスウと愛し合うことになる豊上さんとのエピソードは、実はどうでもよかったりする。
恋愛もの苦手なので。
そして、くらもちふさこのマンガを読んでからこのマンガを読んで、私の男性の好みはくらもちふさこの影響が大だと思い至りました。
背が高くてイケメンで賢くてさわやかな豊上さんのような人よりも、コンプレックスを抱えていて屈折して、見ていないようでちゃんと見ていてくれて、想定外のわかりにくい方法で好意を示してくれる人が好き。
ああ、我ながら面倒くさい。
今日全然動かなかったから、明日は体力回復しているかしら。
さあ、そろそろ寝るとします。←今日何回目?