最近朝起きるのは私の方が早い。

だいたい5時ころには目がさめる。

もちろん、もったいないので目覚ましが鳴るまでは起きません。

 

とりあえずベッドに寝ころんだまま、『GO VACATION』の、今日のクリアしなければならないオリエンテーリングをチェックして、こつこつと経験値を稼ぐ。

と言っても得意なものしかやらないので、全然上達はしていない。

それから時間が余っていればLINEポコポコをやる。

何ということでしょう、一日のはじまりはゲームからです。

 

5時半に目覚ましが鳴ったら体温を計り、天気予報を見てからその日の服装を考え、身支度を整える。

「ご飯だよ~」と呼ばれるまで、そして食後、出勤するまでの時間は、自室でHey!Say!JUMPのDVDを観る。

 

つまり、朝の時間、夫婦の時間はほぼない。

10さんも朝食を作ったり、洗濯をしたり、ラジオ体操に行ったりで忙しそうだしさ。

 

基本的に早出出勤なので、定時に帰ると夕方5時には家にいる。

晩ご飯は7時なので、それまではリハビリに通ったり、お風呂に入ったり、本を読んだり、昼寝したりして過ごす。

最近は1時間くらい時間をかけて晩ご飯を食べる。

その後1時間の食後のだらだら時間と合わせて2時間が夫婦の時間。

 

この2時間で、テレビを見ながらおしゃべりをするのである。

これって短い?

それとも長い?

 

私は9時には部屋に戻ってブログを書いたり、本を読んだり、ゲームをしたりして11時には寝るのだけれど、10さんが何時に寝ているのかは不明。

 

一日中一人で家で過ごす10さんが、人と話をする時間が2時間っていうのは少なすぎるような気がするのですが、世間の夫婦はもっと会話する時間を持っているのでしょうか。

それとも外に出て、他に気晴らしをしているのでしょうか。

っていうか、夫婦の時間は他に気晴らしをすることで解消できるものなのでしょうか。(私は出来る)

 

なんてことを考えると申し訳なくて、休日は家族サービス(居間で一緒にぐだぐだする)をすることになるのですが、そんな時に「あ~、本読みたい」なんて考えてしまう私はダメ人間ですか?

いや、ゲームをやめろよ、という声もおありでしょうが、ゲームは1回15分くらいしかやってないのよ。

 

10さん、退職したら、もっと夫婦の時間が持てると思っていたのでしょうけれど、意外と持てないものなのねとちょっと諦めモード。

すまないのう。

その代わり2時間は、楽しい会話を心がけています。

ケンカしないように、ケンカしないように。(笑)

 

 

本日の読書:トム・ジョウンズ (二) フィールディング

 

 

Amazonより

『地主ウェスタンは、愛娘ソファイアの結婚の相手にオールワージ氏の甥ブライフィルを選んだ。だが、当のソファイアが密かに想いを寄せているのはトム・ジョウンズだった。ブライフィルの讒言で、我らの主人公はとうとう世の荒波のただ中に裸同然で放り出される。』

 

貴族の家に捨てられ、そのまま育てられたトム・ジョウンズは、隣家の一人娘ソファイアと相思相愛になったとたん、家を追い出されることになってしまう。

そもそも、トムは女にだらしない。

さらに悪いことに、見た目がイケメンなので、引く手あまたである。

それでも、家柄を気にするソファイアの父から監禁状態にされているソファイアのことを思って、トムはすっぱりと身を引くことにした。

ちょうど家をおん出されたことでもあるし。

 

育ての親からの手切れ金(大金)をあっさり落として失くし、行き当たりばったりの旅はそれなりに波瀾万丈。

金持ちには手厚く、貧乏人からはとことん搾り取るイギリスの庶民階級のしたたかさがもう笑える。

 

トムは育ちが良いから丁寧に扱われるけど、一文無しだとわかると食事も出してもらえない。(当然だ)

だけどトムの善行で救われた人はお礼になにがしかのことを返してくれ、広い世間に飛び出た割には人間関係が意外に密で、二巻まるまるかけても多分家から50キロも離れてないんじゃないかな。

 

で、一巻で物語から消えたと思われた人物が名前を変えて再び登場。

結構なインテリだったような気がするけど、悲劇の人だったような気がするけど、すっかり狂言回しとなって、この先の物語で何をやらかしてくれるのかが楽しみ。

 

二巻の最後の方に出てくる若い女性の二人連れって、もしかしてソファイア?って思うけど、その時トムは別の女性と一緒なんだよね。

まったく懲りない男だな。

しかし悪気は全くないので、憎めないのである。

 

 

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