つくづくポンコツ夫婦だなあと思うことが立て続けにありましたので、ご紹介。
昨日の朝の出勤時。
いつも少し早めに駅に行くのですが、昨日は1本前の電車に余裕で乗れる時間についてしまいました。
仕事が忙しいこともあって、早いので行こうかなと思ったのですが、いつもの電車よりずっと混んでいます。
5分後にはいつもの電車が来るので、ホームで電車を待ちながら本を読んで待っていました。
なかなか電車が来ないなあ~とふと時計を見ると、先ほどから10分経っていました!
余裕をかました挙句の、乗車スルー。orz
しかも、乗降口に並ぶ行列の先頭で!
通勤時間に邪魔なことこの上ないですよね。
すみません。すみません。
と心の中で謝罪しつつ、さらにその場に居座って、5分後に来る電車を待つのでした。
いやあ、焦った、焦った。
長い読書人生で、こんな失態はじめてです。
しかも小説を読んでいたわけでもないのです。
そこまでのめり込むかなあ。
のめり込んじゃったんだなあ、きっと。
ああ、ばかばか。
もうひとつは今朝。
突然10さんが話しかけてきました。
「中田、なくなったらしいよ」
え?マジで?
ファイターズの選手が感染したってニュースも聞いた覚えないのに、亡くなった!?
ファンじゃないけど、これはちょっとショックでした…って、10さん、すこぶる冷静です。
コロナじゃない?
ってか、中田って何?
「それ、何の話?」
昔取引していた「中田○○」が、吸収合併して、無くなった話だったそうです。
それって、何の前振りもなく伝わる話?
何十年夫婦をやっても気持ちが通じ合わん。
久しぶりにお天気のいい休日。
実家の両親に「花でも見に百合が原公園にでも行きませんか?」と声を掛けましたが、ちょっと体調がよろしくないようなので延期。
代わりに、10さんに、出産祝いに送る絵本を選んで欲しいと言われてコーチャンフォーの美しが丘店へ行ってきました。
その後、のどが渇いたので、近くにある蔦屋書店の美しが丘店へ
ここのカフェが美味しいらしい。
ゆっくりくつろぐ10さんを置いて、がぶっとアイスラテを飲み干して店内をうろうろする私。

それにしてもここの蔦屋は本よりも雑貨が多すぎて、しかもなかなか気になるラインナップだったりするので、本がちっとも入ってきません。
結局トーストに塗る「トマトとエビのムース」を買って帰ってきました。
本日の読書:日本史劇場 信長たちの野望】
Amazonより
『信長をはじめ、戦国武将たちの野望と栄枯盛衰を描きつつ、本能寺の変までの流れを丁寧に追いながら解説。歴史の「動き」と「流れ」がわかる年表が満載!歴史が苦手な高校生から学びなおしたい大人まで楽しめる本格的内容。』
信長について掘り下げれば、戦国大名のほとんどを知ることができるそうです。
信長以降については豊臣秀吉を抑えれば十分、と。
で、まずは信長です。
っていうか、今川義元とその時代、武田信玄とその時代、など、戦国大名一人一人の時代のかかわり方を、短い章立てで書いているので、個別にはわかりやすいけど、同時代だとちょっとくどかったりして、小説よりは読みにくい。
東進ハイスクールのカリスマ講師である著者は、年号よりも「動き」と「流れ」が大事と言いながらも、もちろん年号も記載してある。
だからこれは、あくまでも勉強の補助としての本なんだと思う。
でもちょうど大河が戦国時代なので(見てないけど)、なんとなく読んでいるこちら側にも勢いがあって、情報量の多い本なのに、さくさく読めてしまいました。
特に最終章「本能寺の変」の一つ前の、明智光秀の章。
なぜ謀反を起こしたのかの理由はもちろん分からないままですが、明智光秀って本当にできる男だったんですね。
大事な戦には必ず結果を出しています。
が、唯一、長宗我部元親に、信長の意向を聞き入れさせることだけができなかった。
出来る男の、たった一つの出来なかったこと。
そして、それ以降、信長の態度が微妙に変わる。
だからじゃないの?
出来ない自分を認めることの出来ない人って、今でもいるよね。
そのウィークポイントを信長が踏みつけたからじゃないの?
史料には光秀の気持なんかもちろん書いていなくて、ただ事実だけを拾っていくと、一つの失敗とその後の微妙な冷遇(あからさまではない)があった、と。
そこに後世のわれわれの妄想が入り込む余地があるわけで、だから歴史は面白い。
そして電車に乗りはぐれる…。
