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冷蔵庫の中で、傷む直前の野菜があったらチャーハンやスープにしてしまう。

特に好きな具って特にないけど、薄めに味付けして、仕上げにしょうゆをちょっと回しかけて、香ばしくしたチャーハンが好き。

4歳年上の従兄が良く作ってくれたものを、勝手に引き継いでおります。

 

ちなみに今朝のご飯は高菜チャーハン。

少し味が薄すぎたので、晩ご飯も高菜チャーハン。

しかし今度は少ししょっぱすぎ。

当分高菜チャーハンは続くかもしれません。

美味しいチャーハンをお願いします。10さんへ。

 

 

本日の読書:倒れるときは前のめり 有川ひろ

 

 

カバー裏より

『作家・有川ひろ(有川浩)が、デビュー作の刊行前から10年以上にわたり各紙誌に綴ったエッセイ全94本と、現在は入手困難な「ほっと文庫」所収の短編「ゆず、香る」・片想いがテーマの恋愛掌編「彼の本棚」の小説2編。日々の生きるつれづれ、創作の裏側、大好きな本や映画のこと、敬愛する人びとについて、ふるさと高知のことなど、人気作家のエッセンスが満載!「文庫版のためのあとがき」は書き下ろしで特別収録。』

 

『作家』ではなく『ライトノベル作家』であることにこだわる著者。

若い人たちに、格好いい大人だっていることを、大人も結構楽しいということを、伝えたいのだそうだ。

いいぞ、いいぞ。

このあいだ読んだ某ラノベのシリーズは、とにかく大人がだらしなくてもやもやしたからな。

 

世の中の潮流が偏っていくことに警鐘を鳴らし、街の本屋さんで本を買うことが街の本屋さんを支え、出版界を支え、新たな作家を育てる土壌になることを懇切丁寧に説明する。

災害と支援と自粛について。

観光地に必要なものとは。

中高生だけではない、彼らの希望となるべき大人たちにも、伝えたいことはたくさんある。

 

作風から想像していたよりも、はるかに硬派で真面目。

ケンカ上等、だけどチキンと本人は言うけれど、歯に衣着せない語りっぷりは読んでいてとても気持ちいい。

 

短編集は売れないという出版業界に、まずは裾野を広げるために短編集を作ってみろと書いていたけれど、それから数年。

最近は結構連作短編だったりアンソロジーが売れているような気がしますが、どうでしょう。

 

カズレーザーさんのように、本は一度読んだら処分する。

ふたたび読みたくなったら、また買う。

っていうのが、出版業界及び本屋さん的には正解なのかもしれないな。

 

 

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