東京に来て、意識的に週に一度は出かけるようにしていたのですが、ここにきて外出する気力がとんと湧いてきません。
その代わり燃えるような読書熱がふつふつと…。
しかし読書を持続する体力もなく。

ってなわけで、BOOK BARの紹介書籍リストを眺めるのが、最近のストレス発散となっています。
発散されるけど、読みたい熱も蓄積されるから、プラマイゼロかなあ。

さて、BOOK BAR 2009年1月から4月の紹介本はこれだ!
※太字は既読本、斜め字は私が読みたい本です

・古代ギリシアがんちく図鑑 芝崎みゆき
・イラク 米軍脱走兵、真実の告発 ジョシュア・キー
アルケミスト 夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ
産霊山秘録 半村良
・地震イツモノート キモチの防災マニュアル 地震イツモプロジェクト
震度0 横山秀夫
・神の子どもたちはみな踊る 村上春樹
・この人の閾 保坂和志
駿河城御前試合 南條範夫
告白 湊かなえ
変身 カフカ
日本の国宝、最初はこんな色だった 小林泰三
・みすゞさんぽ 金子みすゞ詩集 金子みすゞ
・たった一人の反乱 丸谷才一
お菓子の由来物語 猫井登
・仮想儀礼 篠田節子
明治時代の人生相談 山田邦紀
麺道一直線 勝谷誠彦
流星ワゴン 重松清
・新装版 あ・うん 向田邦子
幕末史 半藤一利
・東天の獅子 夢枕獏
対談 美酒について 人はなぜ酒を語るか 吉行淳之介/開高健
・Malt Whisky Almanac(邦題:スコッチ・モルト・ウイスキー・ガイド) Wallace Milroy
一度も植民地になったことがない日本 デュラン・れい子
大人のための残酷童話 倉橋由美子
吉里吉里人 井上ひさし
動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか 福岡伸一
世界の言語入門 黒田龍之介
新訳 武士の娘 杉本鉞子
・されど われらが日々― 柴田翔
栄光のナポレオン エロイカ 池田理代子
深夜食堂 安倍夜郎
変身 東野圭吾
オーデュポンの祈り 伊坂幸太郎

決して空腹なわけじゃないのに、読みたい本のテーマの「飲食」率の高さよ!
『吉里吉里人』や『動的平衡』など「飲食」がテーマではない本は、割と昔から目をつけていた作品で、最近の「飲食」率の高さが気になるよねえ、自分的に。
何か満たされない思いがあるのでしょうか。(ある。きっぱり)

『大正時代の身の上相談』という本は持っていますが(読みました)、『明治時代の人生相談』はこのリストで知りました。
姉妹本なんでしょうか。
やっぱり気になります。
『大正時代の~』を買った時、本屋さんに「マッピーさん好きそうな本だと思ってました」と言われたんですよね。
趣味嗜好がばれて~ら、と思って赤面したことを覚えています。

『駿河城御前試合』は面白そうな予感しかしませんね。
『日本の国宝、最初はこんな色だった』は、著者が小林泰三なので、小説か?とも思いましたが、光文社新書から出ているところが気になります。
ノンフィクションなら読みたいなあ。

『産霊山秘録』の半村良は、高校生の頃、それほどハマったわけでもないのにずいぶんと詠みました。
きっと当時、勢いがあったんでしょうね。
おどろおどろしい物語をこわごわ読んだような気がします。

『武士の娘』は面白かったです。
明治の初期にアメリカで生活することになる長岡藩家老の娘の人生は、リアル『N.Y.小町』(大和和紀)のようでした。
まあ、実話なので、そこまでドラマチックではないですが。

『オーデュポンの祈り』は、伊坂幸太郎のデビュー作。
そういわれれば伊坂幸太郎の作品には、通奏低音のように「祈り」が込められているような気がします。
どんなにエンタメでも、静かな祈りが。


ペタしてね
今日の歩数は2790歩。
午前中は布団から出られないほど足がだるくて疲労困憊だった割りには、なかなかな歩数。
夕方元気になったころを見計らって、1時間ほどリングフィットアドベンチャーで汗を流しました。
いや、本当に汗が流れるんですから!
体力つくかしら。ダウンしている場合じゃないのよ。