来週からドームツアーが始まります、Hey!Say!JUMP。
ライブに行く予定もないのに、アルバム発売日よりも前にフライングで購入しましたこのアルバム『PARADE』。
とても良いです。

今回はアルバムリード曲が2曲あり、初回限定版の1と2にそれぞれ1曲ずつMVが収録されています。
CDで楽曲を聞くよりも前にMVを見た私。
正直言ってちょいとがっかりでした。

ダンスが好きなんですよ。
ダンスが見たいの。
アルバムのちょっと前に出たシングル『ファンファーレ!』もダンサブルではない曲でしたしMVもいまいち。
「あ~、がっかり」と思って目をつぶって曲だけ聞いたら、SMAPを彷彿とさせる音作りに泣ける。

で、そうそう、今回のアルバムね。
限定1の『獣と薔薇』のMVは、世界観が格好いい。
ちょっとだけあったダンスシーンは、激しいものではないけれど、体幹がしっかりしていないと無理な姿勢からの動きをもっと見ていたい。

限定2の『パレードが始まる』はそれに比べて、力の抜けた、まあ楽しいけれど、ダンスの少ない演出に大変がっかりしたのです。
メリーゴーラウンドのシーンでは、平成最後の日の夜、彼らがジャンプしたのはこの場所だったなとテンション上がりましたが。

とまあ、MVでがっかりしたのですが、CDを聞いて評価が急上昇。
ライブの構成を考えてから曲を作ったのかと思えるくらいの、アルバムとしての統一感。

ライブのオープニングは多分『獣と薔薇』
格好良い系の曲をここで披露するのではないかな。
『ミラクルワンダーマジック』『Love Equation』『CALL & PRAY』はこちらでしょう。

第二部が『パレードが始まる』からスタートする。
よく聞けば、これも格好良い曲なのですが、とにかく楽しいの。
『はな壱もんめ』『UTAGE Tonight』『Zombie Step』は絶対こっち。
『ミラクルワンダーマジック』はこっちでもいいな。

そして通常版だけに入っているボーナス・トラック『ぷぅのうた』『パレードは終わらない』この2曲は『パレードが始まる』と世界観が一緒で、全てを歌って完結する仕掛け。
今回のアルバムは、通常版が一番完成度が高い。

まるでミュージカルのような『パレードは終わらない』の後に、シークレットトラックも。
第二部はきっとお祭りのように楽しいステージになるんだろうなあ。

『「I」』は、その繊細な音作りはライブでは難しいような気がする。
でも、絶対有岡くんが好きそうな音。
なんとか頑張ってライブで魅せてほしいものだけど。

ああ、来年発売予定のライブDVDが今から楽しみ。
とりあえず、明日のミュージックステーションで『獣と薔薇』のダンスが見られるようお祈りをしてから寝よう。
っていうか、Mステに間に合うように仕事を終えられるだろうか。
っていうか、裏番組に髙木君が出ている時間帯はMステに髙木くん出られないじゃん。
全くもう!


Hey!Say!JUMPに興味のかけらもない方がほとんどだと思いますが、たまにジャンプ愛がほとばしってしまいます。
ごみんなさい。


本日の読書:泣く子と小三郎 半次捕物控 佐藤雅美



カバー裏より
『剣をとっては日の本一と半次も認める蟋蟀(こおろぎ)子三郎がなぜか国表から舞い戻り、皆川道場の暴れ者・宮川周五郎に敗れたという噂が。寸止めしたと言い張る小三郎は、小網町の水夫(かこ)と人形町の火消しの若者の喧嘩に首を突っ込み、火消し側についた宮川と真剣勝負で決着(かた)をつけることに……。絶好調の大人気シリーズ。』

目次
・御奉行の十露盤
・お姫様の火遊び
・天網恢恢疎にして漏らさず
・疫病神が福の神
・小三郎の無念
・泣く子と小三郎
・伊豆の伊東の上品の湯
・ちよ女の仇

短篇になって、居眠り紋蔵とキャラが被るなあと思っていたら、訳ありの子を実の子のように育てるあたりも似てきたね。

人殺しの罪を見逃してもらう(悪人成敗の一面もあったし)代わりに、国に戻されたはずの小三郎が再び江戸に戻ってきた。
行き場のない見知らぬ子どもを半次に押し付けて、自分は好き勝手に暮らす小三郎。

藩邸に住むも特に仕事をするわけでもなく、門限は守らず、国に妻がいるのに好きな女と所帯を持つ。
いやあ、自由だな、小三郎。
振り回される半次の方こそいい面の皮だと思うけど、内心まんざらでもないのかもしれないな。

半次のシリーズのはずなのに、すっかり小三郎の物語になりつつある。
それもまた、楽しいか。


ペタしてね
今日の歩数は6908歩。
停滞していた仕事が動き出したから、明日も遅いかもなあ…。