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持ち歩いています。

でも、あんまり使う機会がないので、気がつくといつもよれよれになっています。

一応ティッシュケースに入れているんですけどね。

 

・・・このネタ、これ以上広がりますか?

はい、いいえ、以外に何を答えようがあるんだろう。

頭の柔軟性を問われているなあ。

 

 

本日の読書:11/22/63 中 スティーヴン・キング

 

 

カバー裏より

『1958年のアメリカ。携帯電話もなく、人々は素朴で、食べ物は美味な古き良き世界。ここで僕はケネディ暗殺の63年11月22日までの5年間をすごすため、田舎町で高校教師の仕事に就いた。生徒たちとの交流のかたわら、暗殺犯オズワルドを監視する日々。そんな中、僕は、恋に落ちた……。巨匠の超大作、幸福の光さす感動の中盤戦。』

 

上巻では、死を目前にした友人から頼まれた勢いで過去に戻り、歴史の転換点であるケネディ暗殺を阻止して、世界に平和を取り戻すための行動をとることにしたジェイク改めジョージの心情にどっぷりはまってしまった。

しかし、間をおいて中間を読むと、「マジですか?」って気持ちがふつふつと…。

 

だって離婚は不本意だったとして、やりがいのある仕事があり、多分友人だってアル以外にもいただろうし、あるの見世以外にも行きつけの店はあっただろうし…。

そういう現在の生活のすべてを捨てて、見知らぬ世界で人殺しをする?

それが世界のためだと言われても。

 

至る所たばこの煙が立ち上っているような世界で、人種差別は甚だしいし、夫が妻に暴力をふるうことは当たり前すぎて誰も疑問に感じない。

しかし、欠点はあるものの、いつしか過去の生活になじみ、恋をして、ジェイクはオズワルドを殺した後もこちらの世界で生きていこうとまで思う。

 

しかし、過去は変えられることを好まない。

過去の世界の入り口で、何度戻っても同じことを繰り返していた「イエロー・カードマン」が、「オレンジ・カードマン」になったあたりから不穏ではあったのだけど、同じことを繰り返すはずのカードマンが殺されてしまったところから、実は私たちの知っている過去は変わっているのではないかと思えてしまう。

 

それ以外にも、「ジムラ」という言葉の意味すること、亡くなった友人と同じ苗字のテンプルトン一家、セイディーの本名とハリーの母の名前の近似性。

未来を思い起こさせる小さな違和が、徐々にジェイクを包囲して、そしてセイディーの危機とオズワルドの始動が重なった時…!

 

この巻はここまで。

やれやれ、息つく暇がないったら。

 

 

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