これからの方向 【揚羽の蝶 上】

昨日の夜から熱が上がり、ふらふらした頭で今日は病院。
お財布にお金を足すの忘れて、3000円しか持っていない。
今日は形成外科、麻酔科、乳腺外科と受診するのに、どうする！？

今どきの大きな病院はカードでお支払いできるから、まあ何とかなるでしょう、なんて思っていたら、本日の請求額は220円。
きっちり現金で支払ってまいりました。
よかった～、足りて。

さて、いくつもの科でお話を聞いて、今後の治療の方針を決めました。
もともと東京の病院から職場の近くの病院に買えたのは、部分切除であとは通院治療ということだったからですが、こちらの病院で検査した結果、全摘を余儀なくされるということで、そうすると胸の再建手術をどうするかとか、いろいろ考えなくてはなりません。

結論として、札幌の病院に転院することにしました。
再建もするとなると、入院の期間だけでも長くなりますし、切除した組織を検査した後にまた、いろいろ治療が必要になることもある。
それがなくても、心身ともに治療に専念できる環境を、ということになると札幌がいいかなあ、と。（「一人で頑張りすぎるな！」と相当次男に怒られた）

手術した後の通院治療をまた、職場近くの病院に移すことも可能ですと言われたので、取りあえずは札幌で手術を。
しかし、紹介状並びにいろいろなデータを準備するのに、最短で7月1日。
札幌の病院は、紹介状を手にしてからじゃなくては予約を入れられないので、まだしばらくは膠着状態が続きます。
ふう、やれやれ。

気晴らしにきれいなお花の写真でも。





本日の読書：揚羽の蝶　上　半次捕物控　佐藤雅美

揚羽の蝶 半次捕物控(上) (講談社文庫) Amazon

カバー裏より
『大店の娘にしびれ薬を飲ませ、貞操を奪った「いが茄子男」を見つけ出せ―御奉行からの密命を受けた岡っ引半次は、岡山松平様お付きの足軽が犯人らしいとの情報から参勤交代に加わって、東海道を抜け備前岡山まで殿の荷を担ぐことに。だが出発早々、殿の毒味方が毒殺され、半次に嫌疑が？傑作時代長編！』

御奉行からの依頼で、薬を使った連続強姦犯人を探るため岡山まで行く半次。
ところがそこで殺人事件が起こり、なんと半次が犯人と目される。
お家騒動に巻き込まれながら、強姦魔と殺人犯を追う半次。

史料を駆使して、リアリティある作品を作り上げる佐藤雅美の長編は、ちょっと説明臭さが鼻につくなあと思う部分も。

しかし、備前岡山松平家のお世継ぎの急死で巻をまたぐとは！
続きが気になるではないか。