1億円あったら何を買う?
これは昔、子どもが中学生くらいの時に聞かれたことがありますね。
「お母さん、1億円あったら何を買う?」
うーん、子どもたちにちょっといい洋服を買って、みんなで美味しいもの食べて、あ、温泉にも行きたいねえ。
でも、せいぜい贅沢したって100万円くらい。
残りは貯金かなあ。
なんて言ってましたけどね、もう、この年になれば状況は違いますよ。
子どもたちのことは考えません。
1億円あったら仕事をやめて、家でのんびり暮らしたい。
贅沢はしない。性格的にできない。
一つだけ、カリモクの30万円の安楽椅子は欲しいけど。
本日の読書:影帳 半次捕物控 佐藤雅美
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影帳 半次捕物控 (講談社文庫)
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カバー裏より
『相模屋の店先で雪駄が一足盗まれた。上野山下の助五郎親分は、懸命に追い、下手人・仙八を挙げた。そこで相模屋出入りの岡っ引・半次は、穏便に赦免してもらおうと、親分に頼みこんだ。ところが、うまくいかない。単純に見えた事件は意外な展開をみせはじめ、やがて大きな謎が……。直木賞作家の傑作捕物帳。』
江戸時代、窃盗は重罪で、十両以上の盗みは死罪になった。
しかし人情として、被害者の方も、自分の訴えで人が死罪になるのはあまり気持ちのいいものではないし、仮にそこまでの重罪でなくても奉行所に出向いて時間を拘束されたりするのは面倒なので、被害者の方が「何とか穏便に…」と岡っ引などに金を払って、事なきを得ようとする。
ところが相模屋の雪駄を盗んだ犯人は、その救いを拒むのだ。
なにか割り切れない思いを抱きつつ、通常の手続きで犯人を助五郎親分に任せた半次。
助五郎親分というのがあまり評判の良くない親分で、自分の弟分だった幸太郎が親分にたぶらかされて道を誤っているのではないかと噂が立ったり、幸太郎の兄弟分の常吉が死体で発見されたり、事件は複雑に絡み合って…ちょっと難しかった。
長編だからかな。
江戸時代の説明が丁寧な分、話が複雑になってしまったのだと思う。
とはいえ、半次の周辺の人々にもう少し馴染んできたら、きっと居眠り紋蔵のように楽しく読めると思うので、引き続きシリーズを読み進めることにする。
今日は、娘が仕事の後、泊まりに来るので、それまでちょっと仮眠を取ります。
多分10時くらいに来ると思うので、本当は昼寝しようと思ったのだけど、そういう時に限って昼寝できないという…。
暑いのか寒いのかよくわからない天気なので、夏野菜の浅漬けと根野菜の煮物の両方を用意しました。
お腹空いたなあ…。
さ、ちょっと寝ようっと。


