週に2回の研修以外は毎日残業している日々ですが(働き方改革って何?)、基本的に体力のない私はせいぜい2時間ほど残ったら帰るようにしています。
まあ、バスの時間に合わせているんですけれど。

でもさすがに昨日は2時間じゃ帰れなくて、3時間残りました。
なので、何とか最終バスに間に合う時間だったのですが…。

正門の扉が閉まっておりました。
こんなことは初めてです。
多分7時から8時の間に閉まるんですね。
よく知りませんが。

いや、知らなかったから、びっくりしました。
どうやってここから出ればいいの?

門扉と門柱の間に人が通れる隙間が…ありません。
扉をガチャガチャやってみても開きません。

守衛さんボックスは煌々と明かりがついているので「すみませ~ん」と声をかけてみましたが、何の反応もありません。
まさか…殺されてる…!?なんて遊んでいる余裕はありません。
だって最終バスがそろそろ来る頃です。

カウンターに電話が置いてあって、困ったらご自由におかけできそうな雰囲気を漂わせていますが、内線専用電話のくせに、かけるべき内線番号がどこにも書いていないので、どこにもかけられません。

こ…こうなったら門扉を乗り越えて外に出るしかないのか?
でもそうしたら、セコムとかアルソックとかがどやどやとやってきて、どこかに連行されちゃうかもしれない。
しかし最終バスが来ちゃうよ、もう!

門の手前でうろうろして、時々「すみませ~ん」と声を出している私を傍から見たら、まさしく不審者だよねえ。
わかってます。
わかってるんだけどさあ、最終バスが…!

と思ったら、スーッと1台の車が停まりました。
運転席から降りた男性が門扉を何やらガチャガチャやったら、なんと開いたじゃありませんか!
姑息にも物陰に隠れていた私が、するすると門の前に立つと「マッピーさん、出られなくて困ってたんですか?」と大爆笑されました。

もう、いつ最終バスが来るかと気が気じゃなくて…と言うと、「どうぞどうぞ、扉は僕が閉めておきますから、急いで帰ってください。く、く、く…」
ありがとう。ごめんなさい。それじゃあ。

来週あたり職場では、私が正門から出られないでうろうろしていた話が広まっているに違いない。
後ろからポンっと肩をたたかれて「よ、不審者」と声をかけられる日も近い。
ああ…orz


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