今日はお休みをもらって病院へ行ってきました。
結果は、残念ながらクロでした。
東京の病院だと今後通院するのが大変なので、職場の近くの病院に紹介状を書いてもらいました。
というわけで、しばらく九段に来ることもなかろうと、テクテクテクテクと日比谷公園まで2.5キロを歩いてきました。

えげつない坂①


えげつない坂②


えげつない坂③


写真や映像にすると坂道のえげつなさが薄れてしまうことが不満です。
パンプスで坂道。
足のダメージ半端なし。

日比谷公園のバラ。


歩いてから思い出したけど、来月別の検査の結果を聞きにまた九段坂の病院に行くんだった…。
ちょっと早まったよ。

来週から週2回研修に行くことになりました。
仕事の後8時まで研修が週2回。
それ以外の日は残業。
その合間に通院。
というわけで、これからはあまりブログの更新ができなくなるかもしれません。
でも読書の備忘録を兼ねているので、読んだら書くけどね。
ゆるくお付き合いいただけたら幸いです。


本日の読書:敵討ちか主殺しか 物書同心居眠り紋蔵 佐藤雅美



Amazonより
『“窓ぎわ同心”藤木紋蔵の養子・文吉は御家人になり、ある縁から大名家に日参、そこで六百五十石取りの娘に見初められる。しかし婿入りを前に京で修行するはずの文吉に江戸で出会した紋蔵は、大名家への対応に頭を悩ます。一方、紋蔵に何かと邪魔されていると逆恨みする火盗改役が、紋蔵の鼻を明かそうと思案に暮れていた―。 』

目次
・目隠し板貼り付け要求裏の絡繰
・敵討ちか主殺しか
・火盗改死罪伺いの顛末
・底抜けの出来損ない
・品川・骨董屋の正体と枝珊瑚
・殺人鬼の復讐
・鳶に油揚げ
・ちかの思いとそでの余所行き

前巻で紋蔵を逆恨みして難癖付けてくる御奉行が出てきて左遷されたと思ったら、今度は新任の火盗改めから逆恨みを受ける。
シリーズが始まったころはそれなりにいい思いをしたいと思っている小役人だった紋蔵だったけど、シリーズが続くにつれお定め書きに書かれた善悪だけでは割り切れない人情の機微を知る紋蔵は、野心を持つ人からは恨まれるような存在になった。

そして文吉の運命も変わる。
わらしべ長者のように次々と出世の階段を昇って行ったのに、自分の力で生きていきたいと自ら侍の身分を捨てた。

この先の紋蔵一家の行く末は気になるけれど、次の巻はいつになるのやら。
目立たなくても実直な仕事ぶりが認められる、サラリーマンの希望であってくれ、紋蔵よ。


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