貝。
半分冗談で「自分にご褒美」なんて言って、たまに贅沢に美味しいものを食べる言い訳に使っておりましたが、この2週間の涙目の日々を無事乗り越えた自分に、本気のご褒美です。

家の近所の居酒屋テイストの小料理屋。
旬の食材をお手軽な価格で提供してくれている…ことは、日々通り過ぎるたびに「本日のおすすめ」を書いた黒板を見て知っている。
毎週とは言わないけど、毎月一度は行きたいと思いつつ、2年間近所に住んで4回しか行っていない。
一人で2回、長男と1回、10さんと1回。

これからは残業代が当社比数倍出ることだし(泣)、月一くらいは来たいものです。
いや、そんなにご褒美はいらないんだけどさ。(号泣)

お通しのツブ。
爪楊枝で中身をくりくりと引っ張り出すのが、ことのほか好き。



小柱と青柳のお刺身。
北海道ではなかなか見かけない青柳。大好き。
小柱は手巻きのように海苔で包んでいただきました。
なにげなくお米のように大量に盛り上げた小柱を、貝殻から外す人の手間を考えてありがたくいただく。


宮城の地酒『あたごのまつ』の特別純米。
辛口ということだけど、純米なのでコクがある。
だからと言って重たくはない。旨し。
というか、巻貝のような片口がすてき。


アワビの潮蒸し。
ほのかな塩味を感じるアワビをわさび菜と食べると、口の中と鼻の奥がキューンと美味しい。


竹の子とカキの炊き合わせ。



娘が飲食業界で働いているので、二枚貝を食べることを会社から禁止されているため、私もここしばらく買いを食べておりませんでした。
その反動で昨日は貝祭り。
娘よ、ごめん。
母は、仕事でのストレスに負けないために、食のストレスは溜めないことにしたのです。

こんなに美味しくて満足しても、4000円でおつりがくる。
月に1回くらい、いいよね。この程度の贅沢は。


ペタしてね
ドラマの「きのう何食べた?」もいいですね。
例えば登場人物の見栄えをマンガに寄せていくことはよくありますが、シロさんとケンジの間にある空気感が本物(のように感じられるほどのリアリティ)。
特にケンジ役の内野聖陽のちょっとした仕草、シルエットなど。
マンガのコマとコマの間が、彼の動きで自然に繋がる。
第2話では特にケンジのすね方が本当によかったわ~。


もう一つ、覚書。
きのう家に帰ってテレビをつけたら、「99人の壁」というクイズ番組をやっていました。
佐藤二朗が好きなので、気がついたときは見ているのだけど、これだけは人に負けないと言える好きなものを持った人たちがいいよねえ。
きのうのゲストは安田顕さんで、登場の時の曲がTEAM NACSの「calling you」だったのも懐かしくて嬉しい。

私の中では10年くらい前の関西ローカルのドラマ「親孝行プレイ」で二人が共演したのを見て以来のツーショット。
当時まだあまり知られていなかった斎藤工がいつも、安田さんと要潤の掛け合いで笑ってばかりいたのを思い出す。
あれも面白いドラマでした。