平成を代表するアニメといえば?



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やっぱり「ちびまる子ちゃん」かなあ。

話の舞台は昭和だけど、平成のアニメで家族みんなで見られるものといえば限られてくる。

 

息子たちが好きだった「ドラゴンボール」も娘の好きだった「セーラームーン」も、子どもたちが大好きだった「ポケットモンスター」も、人気はあったけど「ちびまる子ちゃん」とはどこか違う。

 

「サザエさん」も「ドラえもん」も家族で見ていたけど、昭和の子どもも見てたしね。

 

そうそう、「ゲゲゲの鬼太郎」が今放映されていますけど、今回のシリーズはいいですね。

絵柄こそ今風だけど、結構現代という時代をシビアに描写していて、社会風刺としても面白いと思います。

 

今どきギャルに描かれていた猫娘が、先週から可愛くて小さな猫娘になりました。

それには哀しい出来事があったのだけど、それも踏まえてのキャラクター設定だったとしたら、とても丁寧に作られたアニメだと思います。

毎週楽しみに見ていましたが、そろそろ最終回かしら。

ちょっと寂しい。

 

 

本日の読書:わけあり師匠事の顛末 物書同心居眠り紋蔵 佐藤雅美

 

 

カバー裏より

『手習塾市川堂の男座の師匠を務める、青野又五郎を目の当たりにした安芸広島浅野家の奥女中の奥林千賀子は「私を騙したんですね」と言い放つ。この男女を放っておけない南町奉行所の同心、藤木紋蔵が持ち込まれる厄介事をさばきながらたどりついた二人の事の顛末は?シリーズ随一の静かな”恋物語”誕生。』

 

目次

・密通女の思う壺

・家督を捨てる女の決意

・真綿でくるんだ芋がくる

・にっと笑った女の生首

・御奉行に発止(はっし)と女が礫(つぶて)を投げた

・牢で生まれ牢で育った七つの娘

・霊験あらたか若狭稲荷効能の絡繰(からくり)

・手習塾市川堂乗っ取りの手口

 

短編集ではあるが、一冊を通して手習塾市川堂の男座の師匠青野又五郎が秘していた過去が明かされる。

安芸広島浅野家の奥女中・奥林千賀子の死んだはずの許嫁だったというのだ。

なぜ青野又五郎は許嫁の前から姿を消したのか。

なぜ死んだことになったのか。

 

正体を暴かれ塾を辞めた青野又五郎。

頼りになる男師匠がいなくなった手習塾市川堂に乗っ取りの罠が仕掛けられる。

 

短篇それぞれの事件と並行して、紋蔵は絡まり合った人間関係をほどき、困った人たちに知恵を授ける。

 

そんな中で好きだったのが「牢で生まれ牢で育った七つの娘」

死刑囚がそっと牢の中で産んだ子ども。

母親が刑死した後も女囚たちに育てられたその娘は、周囲に幸運をもたらす子だった。

世間を知らず、7歳の時まで牢の中で暮らしていた「はな」を引き取ったのは、「ちよ」をも育てた金右衛門。

「はな」を特別扱いするのではなく、普通に子どもとしてかわいがる様子が良い。

「はな」を幸運をもたらす子として特別扱いしようとする人たちの浅ましさに比べて、潔いまでの普通扱い。いいねえ。

 

 

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