月曜日、九段下の病院で人間ドックを受診して、2時半には病院から解放されましたので、北の丸公園をぽくぽく歩いて国立公文書館へ行ってきました。
お目当ては『温泉~江戸の湯めぐり~』展。
国立公文書館の企画展は、基本的にフラッシュをたかなければ写真撮影が許されています。
そして「SNSに投稿してね」って。(笑)
みんな、もっと公文書に興味を持とう!なんてね。

箱根温泉の全景。
一目で心を鷲づかみにされる美しさ。

とにかく繊細。
そして色がきれい。

こちらは草津温泉の図。
娘とさいの河原の露天風呂に入ったな~と思い出す。
かれこれ20年以上前の話。

一番気に入ったのは菅江真澄の絵。
左側の大滝温泉の絵なんて、泣けるほど美しい。

もちろん絵だけではなく、古い文書もたくさん展示されています。
これには聖徳太子が道後温泉(伊予温泉)に碑文を建てたと書いてあります。

そのほか、黒田清隆がリューマチ治療のため3週間湯治休暇を申請した文書とか(しかもそれで治りきらなくて2週間の延長を願い出ている)もあって、江戸時代だけではない、日本人の温泉とのかかわりをじっくりと見ることができました。
その後はまたぽくぽく大手町駅まで歩いたので、「九段下」から「大手町」までを塗りつぶしてご満悦。
地味~に続けている『テクテクテクテク』
次はどこを歩こうかな?
本日の読書:岳飛伝 十三 蒼波の章 北方謙三
カバー裏より
『奇策・霞作戦で挑んできた辛晃(しんこう)だったが、岳飛(がくひ)は高山兵を遣って景曨(けいこう)を奪取した。劣勢の辛晃軍は、梁岳道(りょうがくどう)を突くが、秦容(しんよう)と岳飛に阻まれ敗走。南宋の大使暗殺計画を知った燕青(えんせい)は李師師(りしし)の元に向かうが、自身は深手を負い、彼女はすでに毒に冒されていた。梁山泊(りょうざんぱく)水軍の李俊(りしゅん)は、南宋の手に落ちた沙門島(さもんとう)の奪回に成功する。金国の海陵王(かいりょうおう)は、大軍で子午山(しごさん)を挑発し、史進(ししん)の逆鱗に触れ―。生滅流転の第十三巻。』
李俊が飛んだ!
前巻ではよぼよぼのじーさん風であったのに、李俊はまだまだ現役なんだ!
「死ぬことは男だけの仕事ではない」と言って沙門島で死んでいった孫二嬢の仇はうったが、その手につかむことのできないものがあった…。
それでも李俊、生き続けてくれよ、と思う。
そして御年67歳の史進は誰よりも早く疾走する。
子午山に手を出すものは、死ぬよりも恐ろしい目に遭わせてくれようぞ。
今巻はじーさん二人に持って行かれたな。
ところで、カバー裏のあらすじだけど、燕青のエピソードは前巻のもの。
こういうミス、以前もあったけど、編集者はちゃんと読んでないのかな。

久しぶりに今雨が降っていますが、夜更け過ぎに雪へと変わるのでしょうか。
出勤が大変なのは、いやだなあ。
お目当ては『温泉~江戸の湯めぐり~』展。
国立公文書館の企画展は、基本的にフラッシュをたかなければ写真撮影が許されています。
そして「SNSに投稿してね」って。(笑)
みんな、もっと公文書に興味を持とう!なんてね。

箱根温泉の全景。
一目で心を鷲づかみにされる美しさ。

とにかく繊細。
そして色がきれい。

こちらは草津温泉の図。
娘とさいの河原の露天風呂に入ったな~と思い出す。
かれこれ20年以上前の話。

一番気に入ったのは菅江真澄の絵。
左側の大滝温泉の絵なんて、泣けるほど美しい。

もちろん絵だけではなく、古い文書もたくさん展示されています。
これには聖徳太子が道後温泉(伊予温泉)に碑文を建てたと書いてあります。

そのほか、黒田清隆がリューマチ治療のため3週間湯治休暇を申請した文書とか(しかもそれで治りきらなくて2週間の延長を願い出ている)もあって、江戸時代だけではない、日本人の温泉とのかかわりをじっくりと見ることができました。
その後はまたぽくぽく大手町駅まで歩いたので、「九段下」から「大手町」までを塗りつぶしてご満悦。
地味~に続けている『テクテクテクテク』
次はどこを歩こうかな?
本日の読書:岳飛伝 十三 蒼波の章 北方謙三
![]() | 岳飛伝 十三 蒼波の章 (集英社文庫) 648円 Amazon |
カバー裏より
『奇策・霞作戦で挑んできた辛晃(しんこう)だったが、岳飛(がくひ)は高山兵を遣って景曨(けいこう)を奪取した。劣勢の辛晃軍は、梁岳道(りょうがくどう)を突くが、秦容(しんよう)と岳飛に阻まれ敗走。南宋の大使暗殺計画を知った燕青(えんせい)は李師師(りしし)の元に向かうが、自身は深手を負い、彼女はすでに毒に冒されていた。梁山泊(りょうざんぱく)水軍の李俊(りしゅん)は、南宋の手に落ちた沙門島(さもんとう)の奪回に成功する。金国の海陵王(かいりょうおう)は、大軍で子午山(しごさん)を挑発し、史進(ししん)の逆鱗に触れ―。生滅流転の第十三巻。』
李俊が飛んだ!
前巻ではよぼよぼのじーさん風であったのに、李俊はまだまだ現役なんだ!
「死ぬことは男だけの仕事ではない」と言って沙門島で死んでいった孫二嬢の仇はうったが、その手につかむことのできないものがあった…。
それでも李俊、生き続けてくれよ、と思う。
そして御年67歳の史進は誰よりも早く疾走する。
子午山に手を出すものは、死ぬよりも恐ろしい目に遭わせてくれようぞ。
今巻はじーさん二人に持って行かれたな。
ところで、カバー裏のあらすじだけど、燕青のエピソードは前巻のもの。
こういうミス、以前もあったけど、編集者はちゃんと読んでないのかな。

久しぶりに今雨が降っていますが、夜更け過ぎに雪へと変わるのでしょうか。
出勤が大変なのは、いやだなあ。
