最近テレビでガンガンCMをやっているので、ご存知の方も多いかと思います。
スマホの位置ゲー『テクテクテクテク』
これが私の心にぐっさりと刺さったのでございます。

位置ゲーとは、携帯電話の位置登録情報を利用したゲームである。
ゲームの内容はさまざまで、単なる「位置の情報」を利用したスタンプラリー的なものから、その情報に付随した「地域の情報」を利用するアイテム・データ収集、総移動距離を競い距離によってペットや都市・コロニーなどが成長するシミュレーション、またそれら全てを統合したような内容など幅広い。 (Wikipediaから抜粋)

で、それの何が心に刺さったかというと、「歩いた部分の地図が塗りつぶされる」こと。
これは日本全国すべての都道府県、都会も田舎も同じ条件で行うことができるのです。
歩いたところが塗りつぶされる。
正確に言うと、歩いた道の両側の区画が塗りつぶされる。

塗りつぶす。
これは結構私の好むところのものなのである。
読んだ本リストを塗りつぶす。
To Doリストを塗りつぶす。
そして、歩いたところを塗りつぶす。
う~ん、うっとり。

そしてこれの優れたところは、24時間以内だったら、歩いたところを後から塗ることができること。
今までの位置ゲーは、リアルタイムでその場所から操作しなければならなかったのだけど、そうすると歩きスマホをすることになっちゃうので、家に帰ってからその日のルートをたどればいいというのはとても助かる。

そして、乗り物移動していても記録されるので、結構長距離でもわしわし塗りつぶしていくことができるのも嬉しい。

駄菓子菓子、だがしかし、私としてはそれだけで十分なのだけど、世間的にはアイテムを集めたり魔法を覚えたりしてモンスターを倒すゲームということになっているので、勝手にモンスターが出てきたりするのよ。
で、そういうのが苦手な私は、レベルアップできないままテクテクテクテク歩いているのです。
まあ、いいけどね。

あと、位置ゲーは電力をめっちゃ食いますので、バッテリー残量に要注意です。
少しずつ改善はしているようですが。

日本全国の道を歩きつぶすなんて一生をかけても無理ですから、このゲームを100%クリアすることは絶対にできませんが、だからこそずっと楽しめるというか、野望を抱き続けられるというか。
毎日は通勤経路しか移動しませんが、休みの日にはなるべく歩いたことのない道を歩こうというモチベーションにはなります。

AR機能を使うと、我が家にもモンスターが出現する。


札幌の雪道でどれだけ歩けるかな?
運動不足の解消にも役に立ちます。たぶん。


本日の読書:夜のパパ マリア・グリーぺ



Amazonより
『ファンに永く語り継がれていた名著が復刊されました。児童文学王国スウェーデンを代表する作家で、国際アンデルセン賞も受賞しているマリア・グリーペの代表作です。
看護婦のママが夜勤の間、ひとりぼっちになってしまう娘、ユリアの面倒を見るために雇われたのは「夜のパパ」。ママが仕事に出かけた後、ひっそりと静かな夜の時間にパパはペットのフクロウとともにやってきて、ユリアの家で自分の研究をして帰る謎の青年です。夜だけやってくるパパなんて、と友達は誰も信じないけれど、「夜のパパ」は本当にいるんだ。パパの存在を証明するために、ユリアがパパとはじめた交替日記(交換日記ではなく。これは、お互いが書いた部分を見ないというルールになっています)が本書の内容。母子家庭の現実的な姿を描きながらも、不思議な青年と少女の関係性や心の交流が暖かく、ちょっと神秘的なイメージが印象に残る素敵な作品です。マリア・グリーペの夫君、ハラルド・グリーペの挿絵も、この作品に美しいイメージを寄せています。』

看護師のお母さんが夜勤をしている間、ユリアのいる家で夜を過ごす「夜のパパ」。
自分の仕事をしてもいいし、寝ていてもいい。
お母さんが帰る少し前に自分の家に戻るという条件で雇われた「夜のパパ」は、警戒しているユリアの心を少しずつ開けていきます。

ユリアが警戒していたのは、お母さんが自分に相談なしにそういう人を雇ったということ。
でも、「夜のパパ」はユリアの意見をちゃんと聞いて尊重してくれるし、ペットのフクロウもつれてきてくれる。

二人は一緒に夜空を眺めたり、散歩したり、お話をしたり。
学校の友達とうまくいかないユリアは、「夜のパパ」と交替で日記を書くことで自分の心を整理して、悩みを昇華していく。
そして、「夜のパパ」も子どものように素直にユリアの言葉を受け止め、一緒に悩み、解決の道筋を考える。

母とユリアの関係は書かれていない。
学校のユリアと夜のユリア。

最初「夜のパパ」はユリアの心の中にだけいるのかと思ったけれど、どうもそうではないらしい。
だとすると、これだけユリアという少女の心に添える「夜のパパ」を見つけ出したママの目が素晴らしい。

じんわりと心に沁みる作品だけど、今の子どもたちに伝わるかな。
それとも寂しい今の子どものほうが、感じる部分が多いのかな。


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