クリスマスなんて関係ないぜ!って思ってる?
思ってたさ。数日前まで。
でも娘が泊まりに来るなら、少し早くてもクリスマスらしいご飯を食べたいじゃないの。
手羽先でも焼こうかと買い物に行った先に、小樽の「なると」が出店していました。
となると、かりそめ都民心は道民の私としては買わずにはいられまい、なるとの半身揚げ.。
もうこれで一気にクリスマス気分。
あとはトマトとサーモンとアボカドとモッツァレルチーズのクリスマスカラーサラダ。
そして友達からもらったシュトーレン(ドイツのクリスマスケーキ)も出して。
ワインは結局買わないで、ビールを買いましたが、それでも何となくクリスマスっぽい。
昨日の晩は、まさに日本のクリスマスでした。(ツリーもプレゼントもないけれど)
一晩明けて今日、疲れているのか、ずーっと寝ている娘。
昼過ぎに起きて、ご飯を食べて、ビール飲んで、またうとうとして…。
これはもはやお正月では?(笑)
本日の読書:希望荘 宮部みゆき
![]() |
希望荘
1,890円
Amazon |
Amazonより
『家族と仕事を失った杉村三郎は、東京都北区に私立探偵事務所を開業する。ある日、亡き父・武藤寛二が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人の相沢幸司によれば、父は母の不倫による離婚後、息子と再会するまで30年の空白があった。果たして、武藤は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年発生した女性殺害事件を解決するカギが隠されていた!?(表題作「希望荘」)。「聖域」「希望荘」「砂男」「二重身」…私立探偵・杉村三郎が4つの難事件に挑む!! 』
目次
・聖域
・希望荘
・砂男
・二重身
宮部みゆきらしい、人の悪意と切なさが交差する杉村三郎シリーズの短編集。
どれもうまいなあと思うけれど、「砂男」が一番長いだけあって、読みごたえがあった。
美味しいと評判のうどん屋が、ある日突然休業した。
働き者で、仲の良かった店主夫婦の夫が駆け落ちをした。
夫が抱えていた秘密はあまりにも哀しいもので、幸せを望んではいけない人などいないはずなのに、どうしても幸せになれない人っているのかもしれないと思ってしまうほど。
それは「二重身」の松永君にも言える。
富豪の娘だった妻に浮気された結果離婚した主人公の杉浦三郎は、生まれ育ちに関して少しナイーブなのかもしれない。
それても、なるべく人の善意を信じたいと願う杉浦は、お人よしと言われても、その善意を守るために奔走する。
そんな私立探偵こそが、ハードボイルドと言えるのではないだろうか。
表題作で、大好きなおじいちゃんをなくした少年に杉浦がかける一言と、それに対する少年の言葉がいい。
「寛二さんはもういない。だから、君はこれから六十年ばかりかけて、寛二さんみたいなおじいちゃんになればいい」
「じいちゃんは、じいちゃん一人だけだ」
宮部みゆきには下町がよく似合う。


