漢字覚えるの得意?
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漢字は好きですが、覚えるのが得意かと言われると、どうかなあ?
読むのは得意でも書くことは…。
でもメモを取る時も、できるだけ漢字を使うようにしています。
意識して書かないと、忘れるのは簡単なので。
漢字検定の勉強で一番苦手なのは、部首。
そのほかには書き順。
一度間違って覚えると、なかなか正解を上書きできないお年頃。
そして、画数が多い漢字はもう、パソコンで拡大しながらじゃないと細かいところがわかりませんのじゃ。
年は取りたくないものじゃのぅ。
それでも漢字って、部首や作りが意味を持っているので、熟語の意味なども想像しやすくていいよね。
今は書きやすいように読みやすいように簡略化された漢字も多いですが、昔の漢字を見ると背筋が伸びるような気がします。
意味もなく漢字の書き取りをするのも、好き。

さつま芋はあまり好きではないのに、芋けんぴは好き。(干し芋も好き)
通りかかった芋けんぴ屋さんで揚げたてを売っていたので、つい買ってしまいました。
油紙の袋にごそっと入っていて、木製のクリップで止めているところもなんだか可愛い。
食べ始めたら止まらなくなりそうなところを、ぐーーーっと我慢。
だって大人なんだもん。(ToT)
![]() | とっぴんぱらりの風太郎 2,052円 Amazon |
Amazonより
『天下は豊臣から徳川へ―。重なりあった不運の末に、あえなく伊賀を追い出され、京(みやこ)でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”風太郎。その人生は、1個のひょうたんとの出会いを経て、奇妙な方向へ転がっていく。やがて迫る、ふたたびの戦乱の気配。だましだまされ、斬っては斬られ、燃えさかる天守閣を目指す風太郎の前に現れたものとは? 』
この本が出た当初、万城目学ファンの後輩に「いつもの万城目学らしい登場人物なんですけど、読後感が切ないんです」
切なかったねえ。
まだ戦乱の世が続く頃、伊賀を追い出され、いつか忍びとして復活すべく京でぐうたら過ごす、ニートな忍者・風太郎。
世間に疎く、忍術遣いとしても剣術でも大した腕を持っていない風太郎は、いつの間にか時代に流されていく。
”毎日安穏に暮らしているときこそ、一番気をつけなくてはいかん。気がついたときには、もう始まっているのがいくさというものじゃ”
風太郎が住むあばら家の近所に住むばあさんの、深い言葉。
要領よく生きようとしてできず、ぐうたらだけでは生きて行けず、憎まれ口は叩けるが頭の回転がいいとは言えず。
そんな風太郎を時折訪ねてくる、天川(マカオ)出身の黒弓。
身が軽くて火薬の知識は抜群だが、平和主義者で商い上手の黒弓の言葉遣いが、素直でかわいいんだよ。
ああ、この子はいい子だなあと、風太郎にとっては厄介ごとを持ち込む疫病神のような黒弓だけど、絶対にいい子だよなあと、頬を緩ませながら読む。
でも、ひさご様が出てきたら、もう駄目だ。
だってこの先がわかってしまったから。
戦はまだ終わっていない。
なのにこの、ひさご様の、世間知らずで人を疑うことを知らない素直さは…。
こんなにいい人にしては、あとがつらくなるじゃないか!
「あんな楽しいことは、生まれてこのかた、なかった」
「六百十八じゃ」
ひさご様が人生で一番楽しかったこと。
それは、たった一つ自分の力でやり遂げたこと。
「六百十八じゃ」
そう言ったひさご様の顔はきっと、嬉しそうで、恥ずかしそうで、そしてきっと誇らしげだったはず。
そう思ったら、ひさご様の顔が涙でぼやけてしまった。
ひさご様の顔知らんけど。
落ちこぼれ忍者・風太郎の幼馴染み、蝉、常世、百も、それぞれ忍びとしての自分の生き方を考える。
しかし時はまだ乱世。
忍びの命はとても軽い。
彼らはまだ20歳そこそこだったのだと、読み終わって気がついた。
後輩の言うとおり、やっぱり切ない読後感でした。


