今日は都内出張。
通勤ラッシュにもみくちゃにされて、朝一で会議の準備。
後片付けが終わったのは12時半を回ったころ。

本当はそれから2時間かけて職場に戻り、2時間くらい働いて1時間半かけて家に帰らなければならないのですが、休暇も余っていることだしと、午後から帰らせていただきました。

九段下から飯田橋までを、電車賃ケチって歩いてみたら、竹書房に出会いました。


『アカギ』は読んだことがないのですが、とにかく多くの漫画家がここにイラストを提供しているのですもの、そりゃあ立ち止まって見ちゃいますよね。
東京ってすげぇなぁ。


そんなこんなで日比谷まで出て、『ボヘミアン・ラプソディ』をIMAXで観てきました。
とりあえずお昼ご飯は後回しにして、映画館でチケットを購入したのですが、それが正解でした。
平日の昼間だというのに、残り座席数わずかです。

二回目なので、今度は注意深く観ようと思ったのですが、やっぱり夢中で見入ってしまいました。
「せっかくだからいい音で」と考えてわざわざ日比谷まで行ったのに、そのことを思い出したのはLIVE AIDのシーン。
ライブ映像から、フレディの家やラジオ局や街角に画面が移った時、絞られた音を聞いて「あ、今まで体にビンビン音を感じていたんだ」と気づいた次第。

今さら当たり前のことだけれど、彼らは本当に音楽が好きなんだなあとしみじみ思いました。
ミュージシャンだから当たり前なんだろうけど。
みんな性格が違っていて、レコーディングの旅に大ゲンカして、それでも楽曲のクオリティにこだわり、ステージングの楽しさにあふれている。

私はどうも頭で考えることが先走ってしまって、一回目はフレディの生きざまについてものすごく考えて考えて考えてしまったけれど、今回は純粋に音楽を楽しめました。
と思います。
観ている最中は気がつかなかったけど、それほど夢中に楽しんでいたということだと思います。

映画館を出たら、外はすっかり暗くなっていました。


忙しく暮らしている間に、街はクリスマス仕様になっていたのですね。


帰りはまた帰宅ラッシュに巻き込まれちゃったけど、今日観に行ってよかった。


本日の読書:サブマリン 伊坂幸太郎

サブマリンサブマリン
1,620円
Amazon



Amazonより
『「武藤、別におまえが頑張ったところで、事件が起きる時は起きるし、起きないなら起きない。そうだろ? いつもの仕事と一緒だ。俺たちの頑張りとは無関係に、少年は更生するし、駄目な時は駄目だ」/「でも」/うるせえなあ、と言いたげに陣内さんが顔をしかめた。/「だいたい陣内さん、頑張ってる時ってあるんですか?」/と僕は言ったが電車の走行音が激しくなったせいか、聞こえていないようだった。(本文より) 『チルドレン』から、12年。家裁調査官・陣内と武藤が出会う、新たな「少年」たちと、罪と罰の物語。』

伊坂幸太郎の作中人物の中でも変人ランキング上位に位置する家裁調査官・陣内は、12年たっても相変わらずいい加減で自分勝手ではた迷惑でナイーブな奴だったと、嬉しくなる。

ニュースが伝えるその事件は、無免許の少年が車の運転を誤って人を殺してしまったというもの。
少年はなぜ何も語らないのか。

もう一つ、ネットに脅迫状を公開するような匿名の脅迫者に脅迫状を送り付ける少年の処分を決めるための観察という仕事。
反省をしていないであろう少年に、どうやって正しい道というものを教えればいいのか。

まじめだけれど不器用な家裁調査官・武藤は、理不尽な上司である陣内に振り回されながらも、日々少年たちと向き合おうとする…のだが、やっぱり陣内がすごい。

通学途中の小学生を通り魔が襲った時、犯人を取り押さえながら小学生たちに指示を出す陣内。
「怖がるな。車に気をつけろ。学校に行け」
”「だけど、恐ろしいことがあっても、冷静に対処すれば平和を守れる、と子供たちは思えたかもしれないよ」”

そうなんだよなあ。
言葉ではなく、態度で見せるのが大人なんだよなあ。

”そして陣内さんは、「いいか」と言った。いいか、俺はな、おまえはいい奴だと思ってるんだ。「僕、いい奴だ、なんてはじめて言われたよ」小山田俊はそこで、僕に肩をすくめた。
 陣内さんは、「おまえは頭がいいし、技術を持っている。法律違反もしている。ただ、悪いことはしない奴だ」と続けたのだという。
 法律を破っているのに?”

法律を破らない人がみんないい人か?
正しい目的のために法律を破ってもそれはいけないことなのか。
本当に人が人を裁くことができるのか。

考えても答えの出ない問いを、考えろと作者は突きつける。
常識を大きく外れたところにヒントはあるのかもしれない。

面白く読んだけど、伊坂幸太郎にしては薄味だったかなあという気もする。


ペタしてね
あんまり期待していなかったFNS歌謡祭だけど、高木くんがめっちゃ笑顔で、なんか嬉しいことがあったのかなあなんて、それだけで私も嬉しい。