本当は行かなくてもよかった明治神宮に、間違えて行っちゃった金曜日。
鳥居が意外に地味だなと思ったら、菊の御紋に気づきました。

鳥居をくぐって少し歩くと、右側に日本酒の菰樽。

左側にはワインの樽。

なぜこんなにお酒が奉納されているのか?
説明板を何度読んでもよくわかりませんでした。
だって産業の奨励と技術の振興って、お酒だけに限らないでしょ?
多分明治天皇が酒好きだったから、ということに私的には結論を出しました。
実際お酒を飲みすぎて、公務をさぼることもあったようですし。
東京ってどこに行っても歴史があるなあ。
迷子も無駄にならなくてよいのぅ。
本日の読書:岳飛伝 十一 烽燧の章 北方謙三
カバー裏より
『七星鞭が吼え、胡土児(コトジ)が宙天に翻る。梁山泊軍と金軍は今、最終決戦の時を迎えようとしていた。米の不審な流れを追っていた南宋が陣家村を殲滅させた。致死軍に救出された蕭炫材(しょうけんざい)は、小梁山から金国にいたる広大な大地に、国の垣根を超えた物流網を整備していく。一方、北に蒙古という強敵の姿も見え始めていた。岳飛は南宋に残った臣下達との邂逅を果たす。新たな時代の胎動を予感させる第十一巻。』
今まで志を持たないと言っていた李俊が、志を秦容に語るようになるなんて。
”「自分が思った通りに、生きて生きて、生ききる。人間が志を全うするというのは、そういうことだ。替天行道の志は、人間らしく生ききることを、ただ言葉にしたのだと、俺は最近、思うようになった」”
長老と呼ばれる李俊と史進に隠れて目立たないけれど、呼延凌もそこそこ歳をとっていたんだなあ。
思えば彼の今までの一番の見せ場は、穆凌(ぼくりょう)から呼延凌になった時だったのかもしれない。軍の総帥にしてはあまりにも見せ場がなかったし。
梁山泊はもう、軍のいらない姿に変わろうとしている。
西遼や西夏、日本、秦容達のいる小梁山、さらには南宋の秦檜も、目指す国のありようが同じ方向を向いてきたのだから。
戦うのではなく、溶け合っていくのか?と思ったところに蒙古の存在。
ああ、歴史は変えられないよねえ。

鳥居が意外に地味だなと思ったら、菊の御紋に気づきました。

鳥居をくぐって少し歩くと、右側に日本酒の菰樽。

左側にはワインの樽。

なぜこんなにお酒が奉納されているのか?
説明板を何度読んでもよくわかりませんでした。
だって産業の奨励と技術の振興って、お酒だけに限らないでしょ?
多分明治天皇が酒好きだったから、ということに私的には結論を出しました。
実際お酒を飲みすぎて、公務をさぼることもあったようですし。
東京ってどこに行っても歴史があるなあ。
迷子も無駄にならなくてよいのぅ。
本日の読書:岳飛伝 十一 烽燧の章 北方謙三
![]() | 岳飛伝 11 烽燧の章 (集英社文庫) 648円 Amazon |
カバー裏より
『七星鞭が吼え、胡土児(コトジ)が宙天に翻る。梁山泊軍と金軍は今、最終決戦の時を迎えようとしていた。米の不審な流れを追っていた南宋が陣家村を殲滅させた。致死軍に救出された蕭炫材(しょうけんざい)は、小梁山から金国にいたる広大な大地に、国の垣根を超えた物流網を整備していく。一方、北に蒙古という強敵の姿も見え始めていた。岳飛は南宋に残った臣下達との邂逅を果たす。新たな時代の胎動を予感させる第十一巻。』
今まで志を持たないと言っていた李俊が、志を秦容に語るようになるなんて。
”「自分が思った通りに、生きて生きて、生ききる。人間が志を全うするというのは、そういうことだ。替天行道の志は、人間らしく生ききることを、ただ言葉にしたのだと、俺は最近、思うようになった」”
長老と呼ばれる李俊と史進に隠れて目立たないけれど、呼延凌もそこそこ歳をとっていたんだなあ。
思えば彼の今までの一番の見せ場は、穆凌(ぼくりょう)から呼延凌になった時だったのかもしれない。軍の総帥にしてはあまりにも見せ場がなかったし。
梁山泊はもう、軍のいらない姿に変わろうとしている。
西遼や西夏、日本、秦容達のいる小梁山、さらには南宋の秦檜も、目指す国のありようが同じ方向を向いてきたのだから。
戦うのではなく、溶け合っていくのか?と思ったところに蒙古の存在。
ああ、歴史は変えられないよねえ。

