解説
トロント国際映画祭などで高評価を得た青春ドラマ。高い知能指数を持つがコミュニケーション能力に乏しい女性が、セラピストからの課題をクリアしながら成長する姿を描く。監督は、プロデューサーとしても活動しているスーザン・ジョンソン。『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』などのベル・パウリー、『プロデューサーズ』などのネイサン・レイン、ドラマシリーズ「イン・トリートメント」などのガブリエル・バーンらが顔をそろえる。
シネマトゥデイ
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あらすじ
ニューヨーク、マンハッタン。IQ185を誇り、ハーバード大学を飛び級で卒業したキャリー(ベル・パウリー)は、仕事に就かず、友人も作らず、ただただ本を読んでばかりの毎日を過ごしていた。ある日、唯一の話し相手であるセラピストのペトロフ(ネイサン・レイン)からリストを渡され、記された六つの課題を実行するようにと言われる。キャリーは、金魚を飼い、好きだったチェリーソーダを飲み、新聞の出会い広告でデートの相手を探すといった課題をこなしていく。
シネマトゥデイ
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
先日映画館から脅迫状が来ました。
「11月19日までにメンバーカードを利用して映画のチケットを購入しないと、ポイントが流れてしまいますよ」と。
要約すると、「とっとと観に来いや!」
お呼び出しを受けてよかったです。
面白かった、これ。
IQ185の天才なのに、大学卒業後、一人暮らしのアパートで引きこもっているキャリー。
週に一度、父の友人であるセラピストのところに通います。
頭がいいがゆえに、周囲が馬鹿に見えているキャリー。
けれど、友達ができなかったせいなのか、純粋でモラリストでもある。
要するに、周囲の人のように要領よく立ち回れない。天才なのに。
14歳で大学に入学したキャリーは、母に死に分かれた心の傷も癒えないうちに、父にも見捨てられたと思っています。
天才だけど、まだ子どもだったのに。
尊大で頑ななキャリーですが、音楽が好きで、文学が好きで、多分心の奥はとても繊細なはず。
だから新しいことに踏み出す勇気が持てず、自分を守るために過剰に攻撃的になる。
そんなキャリーを見て、自分にもこういう気持ちがわかるなあと思いました。
もちろん私は天才ではないですが、周囲の人との距離感がうまくつかめなくて、要領よく行動できなくて、悪いのは周囲であって、私は間違っていないと頑なになって。
セラピストに渡された幸せになるためのリストに書かれていたのは、デートをすること、友達を作ること、ペットを飼うこと、子どものころ好きだったことをもう一度やること、好きな本をもう一度読み返すこと、大みそかを誰かと過ごすこと。
「こんなことをしたって幸せになんかなれない」
「なら、慣れないことを証明すればいい」とセラピスト。
課題をこなしていくうちに、キャリーの心に引っかかっている出来事が明かされていきます。
個人的にはキャリーのお父さんが、親として、肝心なところできちんとやるべきことをしたところが好きです。
この一件の後、キャリーの表情がとても柔らかくなるんです。
お父さん、グッジョブ。
そして、最後のシーンの最後の一言。
ああ、彼女のこのアドバイスは、ここで生かされるんだ。
観終わった後は、どうしようもなく笑顔になりました。
リストはあくまできっかけに過ぎないのです。
完璧でない自分を、他人を、認め、許し、受け入れる。
つまり心を柔軟にするところから幸せは始まるのかもしれません。

トロント国際映画祭などで高評価を得た青春ドラマ。高い知能指数を持つがコミュニケーション能力に乏しい女性が、セラピストからの課題をクリアしながら成長する姿を描く。監督は、プロデューサーとしても活動しているスーザン・ジョンソン。『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』などのベル・パウリー、『プロデューサーズ』などのネイサン・レイン、ドラマシリーズ「イン・トリートメント」などのガブリエル・バーンらが顔をそろえる。
シネマトゥデイ
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あらすじ
ニューヨーク、マンハッタン。IQ185を誇り、ハーバード大学を飛び級で卒業したキャリー(ベル・パウリー)は、仕事に就かず、友人も作らず、ただただ本を読んでばかりの毎日を過ごしていた。ある日、唯一の話し相手であるセラピストのペトロフ(ネイサン・レイン)からリストを渡され、記された六つの課題を実行するようにと言われる。キャリーは、金魚を飼い、好きだったチェリーソーダを飲み、新聞の出会い広告でデートの相手を探すといった課題をこなしていく。
シネマトゥデイ
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先日映画館から脅迫状が来ました。
「11月19日までにメンバーカードを利用して映画のチケットを購入しないと、ポイントが流れてしまいますよ」と。
要約すると、「とっとと観に来いや!」
お呼び出しを受けてよかったです。
面白かった、これ。
IQ185の天才なのに、大学卒業後、一人暮らしのアパートで引きこもっているキャリー。
週に一度、父の友人であるセラピストのところに通います。
頭がいいがゆえに、周囲が馬鹿に見えているキャリー。
けれど、友達ができなかったせいなのか、純粋でモラリストでもある。
要するに、周囲の人のように要領よく立ち回れない。天才なのに。
14歳で大学に入学したキャリーは、母に死に分かれた心の傷も癒えないうちに、父にも見捨てられたと思っています。
天才だけど、まだ子どもだったのに。
尊大で頑ななキャリーですが、音楽が好きで、文学が好きで、多分心の奥はとても繊細なはず。
だから新しいことに踏み出す勇気が持てず、自分を守るために過剰に攻撃的になる。
そんなキャリーを見て、自分にもこういう気持ちがわかるなあと思いました。
もちろん私は天才ではないですが、周囲の人との距離感がうまくつかめなくて、要領よく行動できなくて、悪いのは周囲であって、私は間違っていないと頑なになって。
セラピストに渡された幸せになるためのリストに書かれていたのは、デートをすること、友達を作ること、ペットを飼うこと、子どものころ好きだったことをもう一度やること、好きな本をもう一度読み返すこと、大みそかを誰かと過ごすこと。
「こんなことをしたって幸せになんかなれない」
「なら、慣れないことを証明すればいい」とセラピスト。
課題をこなしていくうちに、キャリーの心に引っかかっている出来事が明かされていきます。
個人的にはキャリーのお父さんが、親として、肝心なところできちんとやるべきことをしたところが好きです。
この一件の後、キャリーの表情がとても柔らかくなるんです。
お父さん、グッジョブ。
そして、最後のシーンの最後の一言。
ああ、彼女のこのアドバイスは、ここで生かされるんだ。
観終わった後は、どうしようもなく笑顔になりました。
リストはあくまできっかけに過ぎないのです。
完璧でない自分を、他人を、認め、許し、受け入れる。
つまり心を柔軟にするところから幸せは始まるのかもしれません。
