仕事の必要があって、研究者の書いた論文を読んだりします。
時には何かヒントになることが書いていないかと、随筆というかエッセイも読みます。
ええ、仕事の必要があるのです。ちょっとは。
今日読んだそれには、「飛ぶ夢を見なくなった時が少年時代の終わりなのだ」と書いてありました。
言われてみれば(言われたわけじゃないけど)子どものころはよく見ていた飛ぶ夢を、もうかなり長いこと見ていません。
というかね、そもそも私の「飛ぶ夢」って、全然飛んでないのよ。
高所恐怖症の私は、多分何かに追われて逃げているんだと思うのですが、逃げ切れなくて高いところから飛び立ちます。(個人的見解)
しかし、飛べやしないのです、私。
そもそも推進力もないわけで、手をでたらめに振り回して何とか前に進もうとしますが、その甲斐なく体はじんわりじんわりと落ちていきます。
ゆっくり前に進みながら、ゆっくり沈む私。
そして、地面が近づいてきたら満を持して地面を蹴り、ふんわりと上空へ飛びあがり、またじんわりと落ちてきます。若干の前進をしながら。
何かから追われているので、高いところから飛び降りたはずなのに、全体的に動きがゆっくりです。
まるで重力の小さい月の上を歩いているように。
まったくもって緊迫感のない逃走劇ですが、本人的には必死なわけで、結構目が覚めたらドキドキしていましたし(そりゃああれだけ逃げるのが遅かったらドキドキするよね)、決して見たい夢ではないはずですが、年齢的にもう見られないと思うと、ちょっと残念な気がしますね。
本日の読書:ウィロビー・チェースのオオカミ ジョーン・エイキン
Amazonより
『両親が不在の屋敷にあらわれた家庭教師によって、ボニーといとこのシルヴィアは、次々と陰謀の渦にまきこまれていきます。少年サイモンの助けで窮地を脱するのですが…三人の大冒険の結末は?波乱万丈のシリーズ第1作、待望の新訳。』
すっごく面白かった、これ!
広大なウィロビー・チェースのお屋敷に住むおてんばお嬢様のボニーのところに、いとこのシルヴィアが引き取られてきます。
病弱なボニーのお母さんの療養のため、ボニーの両親は世界一周の旅に出ます。
代わりに遠縁のスライカープさんが家庭教師として住み込みに来ます。
そして、シルヴィアと同じ列車に乗り合わせたグリムショー氏も、ひょんなことからボニーの家に滞在することになります。
もうこのあたりからドキドキが止まりません。
幼い少女二人の住むお屋敷に住み込む得体のしれない大人二人。
そうです。
ボニーの両親がいなくなったら、さっそく我が物顔に家の中をめちゃくちゃにするスライカープ先生とグリムショー氏。
あっという間に悪人の正体を現します。
手練れの悪党と対峙するにはあまりにもボニーとシルヴィアは幼いですし、世間を知りません。
顧問弁護士に相談しようと思いますが、住所を知りません。
しょうがないので主治医の先生に助けを求めようとしますが…。
ふたりの味方になるのは、召使のパターンとジェームス、そしてウィロビー・チェースで自活をしている少年サイモンだけ。
二人は次々にひどい目に遭いますが、お嬢さん育ちのわりに負けず嫌いで根性があって優しいボニーと、病弱ですが芯がしっかりしているシルヴィアに次々に襲い掛かる不幸。
もう、巻を置く能わずとはこのことです。
ページを繰る手が止まりません。
何なら息を止めて読んでいたかもしれません。
そのくらい面白かった!
けどこれ、シリーズの1作目なんです。
そして、原作はもう何年も前に出版されているのですが、翻訳が途中で止まっちゃっているんです。
それを思うと、読みたいは山々ですが手を出さないほうがいいかとも思い…。
悩むな~。
オオカミの存在感があまりないのも、気になるし。

時には何かヒントになることが書いていないかと、随筆というかエッセイも読みます。
ええ、仕事の必要があるのです。ちょっとは。
今日読んだそれには、「飛ぶ夢を見なくなった時が少年時代の終わりなのだ」と書いてありました。
言われてみれば(言われたわけじゃないけど)子どものころはよく見ていた飛ぶ夢を、もうかなり長いこと見ていません。
というかね、そもそも私の「飛ぶ夢」って、全然飛んでないのよ。
高所恐怖症の私は、多分何かに追われて逃げているんだと思うのですが、逃げ切れなくて高いところから飛び立ちます。(個人的見解)
しかし、飛べやしないのです、私。
そもそも推進力もないわけで、手をでたらめに振り回して何とか前に進もうとしますが、その甲斐なく体はじんわりじんわりと落ちていきます。
ゆっくり前に進みながら、ゆっくり沈む私。
そして、地面が近づいてきたら満を持して地面を蹴り、ふんわりと上空へ飛びあがり、またじんわりと落ちてきます。若干の前進をしながら。
何かから追われているので、高いところから飛び降りたはずなのに、全体的に動きがゆっくりです。
まるで重力の小さい月の上を歩いているように。
まったくもって緊迫感のない逃走劇ですが、本人的には必死なわけで、結構目が覚めたらドキドキしていましたし(そりゃああれだけ逃げるのが遅かったらドキドキするよね)、決して見たい夢ではないはずですが、年齢的にもう見られないと思うと、ちょっと残念な気がしますね。
本日の読書:ウィロビー・チェースのオオカミ ジョーン・エイキン
![]() | ウィロビー・チェースのオオカミ 1,749円 Amazon |
Amazonより
『両親が不在の屋敷にあらわれた家庭教師によって、ボニーといとこのシルヴィアは、次々と陰謀の渦にまきこまれていきます。少年サイモンの助けで窮地を脱するのですが…三人の大冒険の結末は?波乱万丈のシリーズ第1作、待望の新訳。』
すっごく面白かった、これ!
広大なウィロビー・チェースのお屋敷に住むおてんばお嬢様のボニーのところに、いとこのシルヴィアが引き取られてきます。
病弱なボニーのお母さんの療養のため、ボニーの両親は世界一周の旅に出ます。
代わりに遠縁のスライカープさんが家庭教師として住み込みに来ます。
そして、シルヴィアと同じ列車に乗り合わせたグリムショー氏も、ひょんなことからボニーの家に滞在することになります。
もうこのあたりからドキドキが止まりません。
幼い少女二人の住むお屋敷に住み込む得体のしれない大人二人。
そうです。
ボニーの両親がいなくなったら、さっそく我が物顔に家の中をめちゃくちゃにするスライカープ先生とグリムショー氏。
あっという間に悪人の正体を現します。
手練れの悪党と対峙するにはあまりにもボニーとシルヴィアは幼いですし、世間を知りません。
顧問弁護士に相談しようと思いますが、住所を知りません。
しょうがないので主治医の先生に助けを求めようとしますが…。
ふたりの味方になるのは、召使のパターンとジェームス、そしてウィロビー・チェースで自活をしている少年サイモンだけ。
二人は次々にひどい目に遭いますが、お嬢さん育ちのわりに負けず嫌いで根性があって優しいボニーと、病弱ですが芯がしっかりしているシルヴィアに次々に襲い掛かる不幸。
もう、巻を置く能わずとはこのことです。
ページを繰る手が止まりません。
何なら息を止めて読んでいたかもしれません。
そのくらい面白かった!
けどこれ、シリーズの1作目なんです。
そして、原作はもう何年も前に出版されているのですが、翻訳が途中で止まっちゃっているんです。
それを思うと、読みたいは山々ですが手を出さないほうがいいかとも思い…。
悩むな~。
オオカミの存在感があまりないのも、気になるし。

