7月の下旬からずーっと忙しかったので、今日が9月なのに驚愕。(地味にダジャレてみました)
なんか、あんまり記憶がありません。
しかし本は読んでいた。
マンガも合わせると10000ページ弱ってすごいな。
頑なに本に没頭してたからねえ。忙しすぎて。(泣)

☆5つは2冊。
『七王国の騎士』は、普通に面白かったです。
『炎と氷の歌』シリーズで、世界がきっちり作られているからというのもあるけれど、キャラクターも魅力的だし、中編がちょうどいいストーリー作りの上手さが際立つ。
それでも。
本編を早く読みたいんじゃ!
さっさと書き上げてくれないと、作者か私の寿命問題が…。

『大きな鳥にさらわれないように』
人類という種の生命力が先細りになっていった世界の話。
人間らしさが種の生存を阻むという矛盾。
これは、人間の知らないところでいろんな生物種が経験し、消えて行ったのかもしれないと思うと、すごい世界観。
それが日本古来の思想を通奏低音に、削ぎ落とされた文章で表現される。
圧倒されました。満足。

マンガは『N.Y.小町』(大和和紀)を読了。
明治初期の函館も舞台になっているので、福田成豊が出ないかな~と思って買ったのですが、福田成豊の師匠ブラキストンが、結構大事な役で出ていました。
福田成豊って、明治の初期の北海道で活躍した(測量や気象観測など)人なのですが、この頃は本州からどんどん政府の役人や開拓使が派遣されてきていた中で、珍しく道産子なのです。
なのでちょっと出てこないかな~なんて思ったけど、出てこなかったな。
ヒロインの運命の人ダニーのモデルになったエドウィン・ダンは、実際に北海道に酪農を広めた人で、日高を馬産地にした人でもあります。(真駒内公園に碑がある)
で、お雇い外国人の契約満了でアメリカに帰った後、病弱のため日本においてきた妻のために再び日本に仕事を見つけ、最期を看取りました。(マンガのヒロインはめっちゃ頑丈だったが)

マンガは後半のエピソードが後付けっぽくて、大感動というわけにはいかなかったけど、大和和紀テイストがやっぱり好きだなあ。
ヒロインなのに自己中で、無駄に頑丈で能天気。
好きだ。

今月はこんなに本は読めないと思う。
帰省するし、会議や残業が多いし、祝日多いし。
でもまあ、ぼちぼち読んでいきましょう。

YONDANA - 2018年08月 (25作品)
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BGMは岡本真夜『Alone』でした。