蛍、見たことありますよ。
大人になってからですが。
次男が保育園の年長さんだったとき、それまであったお泊り保育がなくなってしまって、楽しみにしていた子どもたちがかわいそうだ!と、近くのキャンプ場のコテージを何棟か借りて母たちの手によるお泊り保育を実行しました。
リーダーのお母さんがとにかく完璧主義で、あれもこれも盛り沢山なスケジュールで、しかもすべて親の手作りで。
ずぼらな私なんて、少し子供にも自分たちのことをやらせればいいのにと思ったりもしましたが。
一番広い部屋に子ども用の小さな布団をずらっと敷いて、寝る前に少し読み聞かせをして、トイレに行かせて、「おやすみ」って電気を消したら、そのお母さんがこの日のためにつかまえてきた蛍をぱあ~っと部屋に放してくれたんです。
「見るだけよ~」って言っても、子どもたちは大興奮。
10分くらい蛍の小さな灯りを楽しんで、窓をあけ、外にすべて逃がしてやりました。
多分肝心の子どもたちのほとんどは忘れているだろうけど、大人の私はちゃ~んと覚えています。
そして次の日、子どもたちの虫刺されがすごかったことも。(笑)
多分窓をちゃんと閉めなかったんだね。
リーダーのお母さんは次の日過労でダウンしちゃったんだけど「私がしてあげたかったことだから、いいの」って。
このような大人の努力のもとに君たちは楽しい思いをできるんだぞ!と、さんざん子どもたちに恩を売ったのは、大したこともしていない私でした。あはは。
本日の読書:戦国武将の意外なウラ事情 英雄たちの「秘められた事実」 日本博物倶楽部
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カバー裏より
『織田信長、武田信玄、上杉謙信、徳川家康、伊達政宗……群雄割拠、下克上の戦乱の世に名を馳せた戦国武将たち。しかし日本史の有名人である彼らには、意外に知られていない事実が多い。本書が、「秀吉は『サル』とは呼ばれていなかった?」「武田信玄が精神を集中した秘密の場所とは?」など、応仁の乱から徳川幕府成立までの間に活躍した武将たちの意外なエピソードを満載した一冊!』
歴史はやっぱりストーリーで感じたい。
エピソード集では物足りない。
というのは勿論本音なんだけど、雑学好きとしてはこういう本もつい手に取ってしまうんだよね。
ただ、この本に関しては参考文献の数が多い割には有名なエピソードばかりで、特に読む必要はなかったかも。
逆に戦国時代の人気を思い知ったというか。
誰か、本当のウラ事情を教えてくれないだろうか。
本能寺の変だけでもいいからさ。

BGMはAqours『君のこころは輝いているかい?』でした。
関係ないけど、まっすーの煙突掃除屋さんが似合いすぎて衝撃。

