。ちょうど切れていたので、買ってきました。

安いアイスコーヒーだと牛乳を入れないと飲めないのですが、コーヒー専門店が売っているこれは、ブラックでもがぶがぶ飲める。飲まないけど。
大体5日で1本のペース。
専門店が淹れたコーヒーが1杯100円なら、これはお安いといえるでしょう。
といっても、どちらかと言えば日本茶派の私。
そんなにしょっちゅう買っているわけではないのです。あはは。
でも、買えば美味しくいただきますよ。
いつもは違うブレンドのを買うんだけれど、夏季限定の新商品ということで今日は「サマーアフリカン」
味は…コーヒー味。(いつものより酸味が強いと思います…)
すみません、バカ舌なんです。
本日の読書:慈雨 柚月裕子
![]() | 慈雨 1,728円 Amazon |
Amazonより
『警察官を定年退職した神場智則は、妻の香代子とお遍路の旅に出た。42年の警察官人生を振り返る旅の途中で、神場は幼女殺害事件の発生を知り、動揺する。16年前、自らも捜査に加わり、犯人逮捕に至った事件に酷似していたのだ。神場の心に深い傷と悔恨を残した、あの事件に―。元警察官が真実を追う、慟哭のミステリー。』
ちょっとこの作品は受け付けなかった。
というのも、幼女殺害事件を、定年退職した刑事がこっそり現役の刑事に捜査状況を報告させて、捜査方針を指示したりするのがあり得ない。
捜査上の秘密を退職した元刑事とはいえ民間人に漏らすというのは、決して許されることではない。
一般の公務員でさえ守秘義務は厳密に守っているのに、警察が捜査で知った個人情報を漏らすなんて。
個人的にいい人なのはわかる。
尊敬できる先輩であるからこそ、逆らうことは難しくなるのだから、OBの勝手な捜査参入を認めてしまったら、指揮系統は乱れ、責任の所在はあいまいになる。
捜査一課長に行ったからいいでしょ?って、課長も仲間じゃん。組織的じゃないじゃん。
目的が正しければ手段を問わないのは、独善的の第一歩である。
16年前の事件に後悔があるとしても、今の捜査陣を信じてみているしかない。
逆にOBが介入したことが外部に知れたら、厄介なことになるんじゃないの?
どうもこの根本的な設定が受け入れられなかったがために、作品全体に拒否感が。
退職後の生き方とか、お遍路さんとか、興味あっただけに残念。

BGMはThe Beatles『All You Need Is Love』でした。
長男が小学生のころ、一番サッカーが上手だった子がビートルズ大好きで、この曲が一番好きと言っていたのを思い出します。
周りに洋楽を聞いている子がいなかったので、いつも大人相手にビートルズ話をしていたなあ。
