今日は都内出張でした。
真夏の暑さほどではないけれど、そこそこ暑かった今日。
神楽坂の辺りは急坂が多くて、靴裏を通して歩道の熱が身体に伝わってくるので余計に体力を奪われる。へろへろ~。
ところで神楽坂と言えば高級料亭。のイメージ。で合ってます?
神楽坂に行くといつもきょろきょろと高級料亭を探しているのですが(不審者)、見つけられません。
貧乏人には見えないシステムになっているのでしょうか。
しかし、一軒だけ気になるお店があります。
いえ、お店かどうかもよくわかりません。
暖簾も看板もありませんから。
でも、窓のない狭い間口に、ドアだけがあるのです。
個人宅ではなさそうです。表札も郵便受けもありません。
黒い外壁は、どことなく高級そうです。
高級料亭ではないとさすがに思うのです。
だって高級料亭って、大きな門がありそうじゃないですか。
道路に面していきなり建物っていうのは違う気がします。
でも、どことなく漂う高級感と、一切中を見せないような建物の作りが、ただ者ではない雰囲気を漂わせています。
ドアをあけたらいきなり地下に降りていく階段があって、そこに会員制のバーがあったら素敵ですが、万が一悪の秘密結社の吉だったりすると困るので、ガン見を我慢して横を通り過ぎてきました。
一体何の建物なんだろう…。

神楽坂のアジサイ。
本日の読書:たそがれどきに見つけたもの 朝倉かすみ
Amazonより
『人生の「秋」をむかえたおとなたちは、家族、恋愛、仕事のあれこれに、日々惑わされている。ほろ苦く、そして甘やかな、彼らの6編の物語。吉川英治文学新人賞作家の珠玉短編集。』
目次
・たそがれどきに見つけたもの
・その日、その夜
・末成り
・ホール・ニュー・ワールド
・王子と温泉
・さようなら、妻
最後の「さようなら、妻」だけが、男性主人公。
他は中年女性が主人公。概ね北海道が舞台。
だからというわけではないけれど、どの作品にも「わかるわあ」な部分が多い。
全然ドラマチックなことなんて起きなくて、なんなら「ダサい」「寂しい」「ザンネン」な人生だったかもしれないけど、まあそれも含めて、それほど悪くはないかもねーな人生。
人生80年として4で割り、四季を当てはめてみたら今は秋。
人生80年を24で割り、一日を当てはめてみたら今は午後四時半。
“いつかかならずやってくる、親の「その日」のために鞍替えした職場だったが、ふと、「その日」がまだやってこず、娘も手がかからなくなった、今このときが、実は、とても貴重なものだと思えるようになった。今みたいに、自由でいられる時間は、きっと、すごく短いだろう。”
だから、人生の春だったあの時、もっと違った選択をしていたら…。
だから、心の中でくらい、ちょっと楽しい妄想をしたって…。
でも、一番沁みたのは「その日、その夜」。
東京でひとり暮らしをして、つましいながらも生活ができて友達がいて、けれども老いた両親のことも心配で北海道に帰ろうとしていた矢先の出来事。
いやあ、これ、他人事じゃない。
男女問わず、ひとり暮らしの人ならば気をつけなければ。
ストーリーとは直接関係ないけれど、「おとめちっくラブコメ」世代の私。
「なになにしたのデシタ」とか「なになになのデス」とか「がむばる」とかつかったよね。
だからこそ、だからこそ、未だに「なになになのれす」とか「なになにだネ」とかを使われると、体中がかゆくなり、ものすごく気持ち悪いです。夫よ。

BGMはSEKAI NO OWARI『生物学的幻想曲』でした。
「セカオワが好き」というと、「マッピーさん若いわねー」と言われてしまいます。
それでも好きなアーティストは好きなんじゃ!と開き直っていましたが、最近10さんがセカオワに目覚めて「コンサートに行きたい」と言い出したのでびっくりです。
10代の若者の中におっさんひとりで大丈夫?
さすがに私も、そこまではちょっとできないな。
ガンダムイベントにおばちゃんひとりでは出かけるけど。
真夏の暑さほどではないけれど、そこそこ暑かった今日。
神楽坂の辺りは急坂が多くて、靴裏を通して歩道の熱が身体に伝わってくるので余計に体力を奪われる。へろへろ~。
ところで神楽坂と言えば高級料亭。のイメージ。で合ってます?
神楽坂に行くといつもきょろきょろと高級料亭を探しているのですが(不審者)、見つけられません。
貧乏人には見えないシステムになっているのでしょうか。
しかし、一軒だけ気になるお店があります。
いえ、お店かどうかもよくわかりません。
暖簾も看板もありませんから。
でも、窓のない狭い間口に、ドアだけがあるのです。
個人宅ではなさそうです。表札も郵便受けもありません。
黒い外壁は、どことなく高級そうです。
高級料亭ではないとさすがに思うのです。
だって高級料亭って、大きな門がありそうじゃないですか。
道路に面していきなり建物っていうのは違う気がします。
でも、どことなく漂う高級感と、一切中を見せないような建物の作りが、ただ者ではない雰囲気を漂わせています。
ドアをあけたらいきなり地下に降りていく階段があって、そこに会員制のバーがあったら素敵ですが、万が一悪の秘密結社の吉だったりすると困るので、ガン見を我慢して横を通り過ぎてきました。
一体何の建物なんだろう…。

神楽坂のアジサイ。
本日の読書:たそがれどきに見つけたもの 朝倉かすみ
![]() | たそがれどきに見つけたもの 1,620円 Amazon |
Amazonより
『人生の「秋」をむかえたおとなたちは、家族、恋愛、仕事のあれこれに、日々惑わされている。ほろ苦く、そして甘やかな、彼らの6編の物語。吉川英治文学新人賞作家の珠玉短編集。』
目次
・たそがれどきに見つけたもの
・その日、その夜
・末成り
・ホール・ニュー・ワールド
・王子と温泉
・さようなら、妻
最後の「さようなら、妻」だけが、男性主人公。
他は中年女性が主人公。概ね北海道が舞台。
だからというわけではないけれど、どの作品にも「わかるわあ」な部分が多い。
全然ドラマチックなことなんて起きなくて、なんなら「ダサい」「寂しい」「ザンネン」な人生だったかもしれないけど、まあそれも含めて、それほど悪くはないかもねーな人生。
人生80年として4で割り、四季を当てはめてみたら今は秋。
人生80年を24で割り、一日を当てはめてみたら今は午後四時半。
“いつかかならずやってくる、親の「その日」のために鞍替えした職場だったが、ふと、「その日」がまだやってこず、娘も手がかからなくなった、今このときが、実は、とても貴重なものだと思えるようになった。今みたいに、自由でいられる時間は、きっと、すごく短いだろう。”
だから、人生の春だったあの時、もっと違った選択をしていたら…。
だから、心の中でくらい、ちょっと楽しい妄想をしたって…。
でも、一番沁みたのは「その日、その夜」。
東京でひとり暮らしをして、つましいながらも生活ができて友達がいて、けれども老いた両親のことも心配で北海道に帰ろうとしていた矢先の出来事。
いやあ、これ、他人事じゃない。
男女問わず、ひとり暮らしの人ならば気をつけなければ。
ストーリーとは直接関係ないけれど、「おとめちっくラブコメ」世代の私。
「なになにしたのデシタ」とか「なになになのデス」とか「がむばる」とかつかったよね。
だからこそ、だからこそ、未だに「なになになのれす」とか「なになにだネ」とかを使われると、体中がかゆくなり、ものすごく気持ち悪いです。夫よ。

BGMはSEKAI NO OWARI『生物学的幻想曲』でした。
「セカオワが好き」というと、「マッピーさん若いわねー」と言われてしまいます。
それでも好きなアーティストは好きなんじゃ!と開き直っていましたが、最近10さんがセカオワに目覚めて「コンサートに行きたい」と言い出したのでびっくりです。
10代の若者の中におっさんひとりで大丈夫?
さすがに私も、そこまではちょっとできないな。
ガンダムイベントにおばちゃんひとりでは出かけるけど。
