今日は朝からさわやかな好天気。
洗濯をしながら、日頃の疲れを取るという名目のぐうたら三昧をして過ごす予定でした。

しかしあまりにいい天気なので、ふらふらとお出かけ。
大きな保冷バッグを持って、途中のコンビニでビールと野菜スティックを買い、テイクアウトの焼き鳥屋さんで焼き鳥を買う。
家から持って行ったのはお皿とウエットティッシュのみ。
何とも気楽な遠足です。


久しぶりにがっつり日焼け止めを塗らなければならないくらい、日差しはきつかったのですが、さわやかな風が吹くのでボーっとしているのが実に気持ちいい。
時折船が行き交うのを見ているだけで、楽しい。
札幌の豊平川は、川幅はあるけれど船が行き交うことはないので、船を見るだけでテンションが上がってしまう。


わかりにくいけど、右側の方に鯉のぼり。
子どもの日はまだ先だと思っていましたが、来週はもうゴールデンウィークなんですね。



本日の読書:時宗 巻の四 戦星 高橋克彦



カバー裏より
『ついに蒙古が来襲した。対馬沖に現れた三万数千人の大船団。国の命運を賭け、執権・時宗は父・時頼の遺した途方もない秘策に出た。兄・時輔らが率いる九州武士団を軸に、日本軍は蒙古軍と激闘を重ねていく。誰のため国を守るのか。国とはなにか。歴史の転換期を生きた男たちを圧倒的迫力で描く怒涛の完結編!』

ついに蒙古軍が襲来する。
となると、時宗自身は鎌倉から動けないので、この巻の主人公は時輔。
全四巻のうち、前半2巻は父・時頼が主人公で、最後の1巻は兄・時輔が主人公。
だけど、これは蒙古襲来に対する鎌倉幕府の物語なので、父の生き方から兄の活躍に至るまでが対蒙古に焦点を絞ったことで、元寇のときの執権・時宗が全体の主人公となる。

神風が吹いたことで、日本は元寇に勝ちを収めることができた、という定説とは違い、この本では周到に元を迎え撃つ準備をしている。
だった1回、徹底的に元を叩き潰すことができたら、二度と元は日本にやってこないだろう。
負けない戦いではなく、絶対に勝たねばならない戦い。
そのためには、多くの武士に死んでもらわなければならない。

御家人にとって領土はとても大切なものだ。
しかし国土はどうか。
国という概念がない場合、そこにある地面は誰のものなのか。
住んでいる者たちが、住んでいる範囲だけを守れればいいのか。

元との戦いの場を大宰府に決めた。
九州各地の武士が、鎌倉の武士が、東北の海の民が一体となって、日本という国を初めて意識する。
日本という国を守るために、一体となる。

吉田松陰が九州を旅したときに元寇襲来図を見て、初めて藩から国へと視野を広げることになったように、もしかしたら孝明天皇のかたくなな攘夷主義の根幹は、過去に一度外敵を防いだという実績にあったのかもしれないと思った。

元も日本も決定的な勝敗を認めることがないままに、一度目の元寇は終わり、改めて大軍を投じてきた二度目の元寇。

たった一度で勝ちきるはずだった鎌倉幕府には、もう一度九州の武士団に「死んでくれ」ということはできなかった。
そのために、時輔が縦横無尽に活躍するのが今巻の目玉だ。
しかしそれは常に、時頼や時宗の存在あってのことなのだ。

歴史小説というのは、結末が決まっているのでしょうがないのだけれど、これほど大きな出来事の結末があまりにもあっけなくて、最終章を二度読みしてしまった。


ペタしてね
BGMは織田裕二『Love Somebody(CINEMA VersionⅡ)』でした。
「踊る大捜査線」では、とにかくきょんきょんが怖かった。
「ATARU」の時の堀北真希と双璧をなすくらい、怖い犯人。
今思い出しても怖い。(T_T)